（株）ダヴィンチ・アドバイザーズ、リゾート事業に進出

　大証ヘラクレス上場の（株）ダヴィンチ・アドバイザーズ（金子修代表取締役社長）は、リゾート事業進出の第1弾として、同社の子会社である（株）ダヴィンチ・リアルティ（永井宏和代表取締役、東京都、ＴＥＬ03-6215-9600）を通じて長野県にあるサニーカントリークラブ（ＴＥＬ：0267-54-2121）と提携し、コース内に宿泊施設を建設していることを4月11日に発表したという。

　ゴルフ場内の開発可能なスペースや遊休地を利用して、個人向けの滞在型リゾートをコンセプトに、宿泊施設を建設、その上で「グレンフィールド バケーションクラブ」のブランド名で宿泊施設の会員募集を行い、リゾート施設の拡充による収益で、将来的に6〜7％の利回り確保を目指すというもの。

　既にサニーＣＣでは、浅間コースの9番グリーン周辺に宿泊施設の建設に着手し、8月中旬までには完成する予定で、4月28日からは、創設会員394万8000円で会員募集の予約を開始する。年間3回まで宿泊費無料で1回の滞在が最長7連泊（期限は30年間）。

　同社は、初年度は10ヶ所を目標、10年後に全国50施設を目指し、同事業に投入される資金は400億円を見込んでいるという。

　開発に当たっての条件として、

　　�@ 国内主要都市圏から3〜4時間、

　　�A 周辺に観光スポットや名所旧跡がある、

　　�B 自然が豊か、

　・・・・等を満たすか或いは既存ゴルフ場と提携していく考え。

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　平成19年2月28日、野母崎ゴルフクラブ（長崎県）を買収

　平成19年7月30日、月夜野カントリークラブのスポンサーに

　『 大証ヘラクレス上場の（株）ダヴィンチ・アドバイザーズ（金子修代表取締役社長）は、リゾート事業進出の第1弾として、同社の子会社である（株）ダヴィンチ・リアルティは、タイムシェア型の別荘「グレンフィールドパケーションクラブ」の事業に進出 』と報じたが、

　同社は、9月24日に開催される株主総会で新設分割で新設する（株）グレンフィールド（東京都）にグレンフィールド事業及び付帯する関連事業の権利義務を継承させることが判明した。

　「グレンフィールドパケーションクラブ」

　　既存のゴルフ場から用地を賃貸する等の契約で、同社がフェアウェイフロントにコテージを建設し、
　　ゴルフプレーの権利もあるタイムシェア型リゾート会員権の販売を行う。

　既報通り、サニーＣＣ（長野県）を皮切りに、野母崎ＧＣ（長崎県）、月夜野ＣＣ（群馬県）、キャメルＧＲ（千葉県）と4カ所を展開してきたが、不動産市況の悪化等、諸事情により今年以降は新たな提携施設の建設ができていない模様。

　尚、新設会社はゴルフプレーを含む同リゾート会員権の権利を承継する。また、同社は、ホテル運営が主体でゴルフ場の運営受託にも実績がある会社の傘下となるようであるが詳細は不明である。

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　平成22年6月1日、ダヴィンチ・ホールディングスが上場廃止へ