山田グループの6コースを経営する(株)山田クラブ21(成元善一代表取締役、東京都渋谷区渋谷2-10-6、山田青山ビル、TEL03-5467-3355)は、かねてから既存会員の6コース共通株主会員への転換を進めているが、新たに6コース共通の新規株主正会員の募集も行っている。
募集金額は352・5万円で、内訳は同社のA種優先株式1口の出資金300万円と入会金52・5万円。今回の定員は200口を予定、募集期間は昨年11月3日〜今年3月5日と定め、期限内でも定員に達次第、申し込みを締め切る。入会資格は日本国籍で、暴力団関係でない者等。募集窓口は本社等となっている。
利用できるのは、山田クラブ21が保有・運営する日立高鈴GC(18H、茨城県)、平成C鉢形城C(18H、埼玉県)、万木城CC(27H、千葉県)、山田CC(18H、同)、南茂原CC(18H、同)、レイク相模CC(18H、山梨県)の6コース。年会費は5万2500円で、各クラブの競技会にも参加できる。
同グループは既報通り、平成15年の5月19日に関係コースの名変を停止して、関係6クラブの会員に対して6コース共通株主会員への転換を提案した。
預託金償還問題を解決するとともに、株主会員制化と6コースの共通化で経営の透明性と会員の利便性、資産価値向上を目指したという。
転換の手法は、山田クラブ21の株式を保有するグループ会社の(株)ネオ二十一(東京都港区)が第三者引受で同21の株式を追加取得する一方、既存会員の預託金証券と21の株式の等価交換(各クラブの会員権は時価評価)手続きを行った。
交換割合はクラブにより若干異なるが、基本的には各正会員は共通正会員に当たるA種優先株式、平日会員は共通平日会員のB種優先株式を取得し、B種2口でA種の正会員へ、またその逆への転換も可能とした。
時価評価の関係から日立高鈴GCの正会員はB種株式を取得したが、日立高鈴GCは従来通り正会員として利用できる。既存会員の年会費は正会員3万1500円、平日1万8900円に統一。
複数口所有することになった会員は、新たに登録者を増やすことができるが、その時は登録者分の年会費が増える。
昨年10月段階の山田クラブ21の資本金は24億円(内過半数をネオ二十一が普通株式で出資)。現在、共通正会員に当たるA種で6144名が登録している。
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平成19年7月7日〜9月5日まで追加共通会員募集を開始、(募集金額等は同じで100口)
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平成20年10月22日〜12月9日まで追加共通会員募集を開始、(募集金額等は同じで100口)
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