平成18年4月に北海道のカバト国際カントリークラブ(平成5年開場、18H、樺戸郡新十津川町字総進154、TEL:0125-763320)の経営会社・(株)カバト国際カントリークラブ(林真里子社長)の全株式を、韓国系企業のイアン・ゴルフ・グループの(株)イアン・ジー・シー(李好珍社長、東京都中央区、TE:L03-3542-5212)が取得し、経営交代したことが判明した。
同CCは、平成15年5月に東京地裁から再生計画案の認可決定を受け、自主再建を目指すも、入場者数の低迷等により厳しい経営状態が続き、退会会員及び一般債権者に債権額99・9%カット・残り1%の弁済期限が今年の12月末日に迫っていたことから、今回の売却に至ったものと思われる。
傘下に収めたイアン・ゴルフ・グループは、退会会員及び一般債権者へは繰上弁済をする意向で、継続会員については、計画案(預託金40%後の60%を再預託、平成25年3月末据置)通り対応する考えという。また、(株)カバト国際の社長には李社長が就任し、近くにも関係者や会員等に買収の件や今後の運営方針を報告する模様。
同グループは、平成15年6月に民事再生法を申請(翌16年3月、破産宣告)した、同じ北海道樺戸郡のコリーナ・デ・ルナ・Gコース(平成5年開場、18H、月形町)を今年2月に買収し、同年4月29日から営業を行っており、僅か2ヶ月で2コースを買収したことになる。
今後も日本国内でのゴルフ場経営拡大を目指しており、会員にはグループコースを準会員料金で利用・会員権の名義書換料は無料で対応する旨を通知するという。
↓↓↓平成18年7月1日、ゴルフ場名を変更
「カバト国際カントリークラブ」→「イアン滝川ゴルフ倶楽部」
↓↓↓平成20年12月5日追加
平成20年12月12日、イアン滝川ゴルフ倶楽部が札幌地裁で競売に
|