宜野座カントリークラブ(18H、沖縄県国頭郡宜野座村字松田2824-264、TEL:098-983-2200)等のリゾート事業を米国投資ファンドのエートスグループ(エートス・ジャパン、南一弘代表)が、平成18年2月6日に契約を締結、10日に取得することが判明した。
平成16年12月にパブリックでオープンした同CCの経営会社・(株)宜野座カントリークラブの経営母体会社は、上場で住宅メーカーのエス・バイ・エル(株)(以下=SXL、大阪市、渡瀬淳一社長)。同社にによると、「事業の選択と集中の方針から、リゾート事業の撤退を決めた」と説明しているという。
SXLのリゾート事業全体は17年3月期が、売上高15・92億円で5・42億円の営業損、同CCの同期の売上高は1・37億円だったが、事業引受の引き合いが多数あったという。
ゴルフ場の他に、軽井沢と石垣島のホテル事業を行う(株)軽井沢倶楽部(中島昭午代表、総資産38・77億円)の株式と、ホテル軽井沢1130の建物及び社員寮の資産売却で、譲渡価格は6億3200万円(2社の全株式と固定資産、両子会社向け債権の譲渡価格を含む)としている。
尚、エートスグループは、米国投資顧問会社のエートス・キャピタル・エルエルシーが主催するファンド出資の特別目的会社。同グループは、旧・松下興産(株)の支援に入り新会社名で事業を引き継いだ他、神戸ロイヤルパインズGCも買収している。
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平成23年7月20日、宜野座CCを川島グループに売却
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