昭和52年開場の南総カントリークラブ(経営=(株)南総カントリークラブ)と昭和60年開場のニュー南総ゴルフ倶楽部(経営=芙蓉土地(株))をアコーディア・ゴルフ(GS)グループが、平成18年11月1日付けでを経営会社の株式を両社の親会社である土地興業(株)(東京都新宿区袋町3、扇能俊夫社長)から取得して傘下に収めることが判明した。
芙蓉土地(株)(資産合計117億13百万円)の最終損益は93百万円の利益で欠損金は21百万円、加えて預託金以外に大きな負債は抱えてないと言われており、財務内容も比較的良いだけに、かなりの高額で株式が取引されたと見られるが、株式の取得金額は明らかにされていない。
→ その後土地興業(株)は、平成19年5月11日に民事再生法の適用を申請
平成11年に預託金の償還対策で、両ゴルフ場共に会員権の分割と据置期間の10年延長を行っている。南総CCの正会員は、分割後の預託金を500万円に統一して分割を行い(割り切れない場合は、平日会員権や特典をプラス)、ニュー南総GCは1350万円にして分割を行っている(同)。
ちなみに、株主の変更による経営交代で、名義書換は停止せず、会員の権利・義務も従来通りで、運営等についても変更はないという。
経営交代及び会員等の処遇に関する詳細は、11月中に会員に対して通知するようだが、先々は(株)アコーディア・ゴルフが両ゴルフ場の運営を受託するものと思われる。
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平成22年1月22日、南総CC、ニュー南総GCが東京地裁へ民事再生法を申請 |