最近の主なゴルフ会員権の募集形態

　「太平洋パーソナル会員」の名称で平成15年1月から募集を開始。一代限り利用できる会員権（一新専属個人正会員）で、名変は不可となっている。

　本人が入会後まもなくして、事故等に遭うなどでプレーが出来なくなった場合の対策として、入会者全員を「障害保険」に加入（保険料は同社負担）。

　病気によりプレーが不能になったケースは適用されないが、不慮の事故で障害を受けたり、死亡した時は保険金（死亡時の最高支払保険金300万円、保証期間10年間）が支払われるシステムを採用している。

　平成15年8月末段階で420名が入会済みという。

　ゴルフ場は平成14年5月に本格着工し建設中。会員募集も同時に開始。従来の預託金制ではあるが預託金を少しずつ償却する”逓減保証金”の制度を採用した。正会員の場合、250万円の内の50万円が入会金だが、残り200万円が逓減保証金となる。

　この保証金は15年据置で15年間に渡り毎年3万3333円が償却（会員から見ると減額）され、15年後の保証金は100万円になる。

　16年目以降は減額されないので、100万円がいわゆる預託金となり、退会時にその100万円が返還される制度。預託金償還リスクを減額した。

　平成15年6月までに計2500口を完売した。グループのグランディ鳴門ＧＣ（18Ｈ、徳島）も同制度を採用している。

　平成15年7月からこの方式を採用して定員100名の予定で募集開始。預託金50万円の内の20万円をプレー代（プレーフィと飲食代）の支払に充当できる。ＯＰ− summary="椿ゴルフへの問い合わせや連絡先"

　預託金をプレー代で償還する形で、20万円を償却した後は、額面50万円の証券から30万円の証券に差し替えることになっている。

　プレー代に充当できる範囲は、同会員権を購入した会員本人のプレー代の50％（従ってコンペや同伴競技者の清算に同法式は利用できない）。

　尚、ローン利用（かんそうしんローン）の入会者の利用回数は1ヶ月1回と制限している。

　平成15年6月からこの方式を採用して”メンバーシップ”の名称で、定員100名の予定で募集開始。年会費を通常の正会員（3万円）の4倍となる12万円とした。

　年会費が高額になっている分、従来の正会員のグリーンフィ無料等の権利に加えて、

　�@ 諸経費の2500円無料、

　�A 運営会社であるパシフィックゴルフマンージメント（株）が運営するコースを優待料金でプレー、

　�B 入会時にレッスンプロによる無料診断や半年毎の診断が受けられる、

　�C ビジターのために年間6枚（平日3枚、週末3枚）のＧＦ無料券進呈、

　�D 練習場（300Ｙ）が無料で利用可能、

　�E 倶楽部競技会への参加、

　�F ショップ内の買い物・修理代を割り引き・・等の特典を付けている。