新聞ができるまで
1.「新聞紙面データの受信」
本社で作られた新聞紙面のデータは、専用のネットワーク回線で送信され社内にあるコンピュータで受信します。
2.「製版」
受信したデータを元にCTP(Computer To Plate)と呼ばれる装置を使い、アルミ製の版を作ります。この版は紙にインクを転写する判子のような役目をします。この装置は1時間に約180枚の版を作ることが可能で、使用する版は現像液不使用の環境に優しい無処理版です。
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手順2画像2
3.「輪転機の紙通し」
輪転機(印刷機のことです)に紙を通します。輪転機に通す紙はロール状の巻取紙です。重さは約1トンあります。
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4.「版の装着」
輪転機の版胴(円筒状の装置)を回転させながら、製版した版を慎重に装着します。
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5.「印刷の開始」
全ての版の装着が完了したら、輪転機の印刷を開始します。この輪転機は1時間に最高約15万部印刷することができます。
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6.「新聞を包装し、販売店へ輸送」
輪転機で印刷された新聞は、発送場にキャリアと呼ばれる搬送装置で自動で運ばれます。発送場では、カウンタースタッカーで販売店毎に必要な部数を数えて束にした後、ビニールで包装しバンドでしばります。包装された新聞はコンベアで輸送場に送られトラックへ積み込まれ各販売店に向かいます。そして販売店から読者の皆さんの元に配達されるのです。
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動画_新聞ができるまで

▼当社の「新聞が出来るまで」の工程を丁寧に分かりやすく紹介した埼京オフセット監修・中日新聞社電子メディア局制作の動画です。2015年6月に作りました。