鈴鹿の森観光開発(株)(資本金8000万円、三重県鈴鹿市西庄内町1882、登記面=名古屋市千種区星が丘元町1-5、代表永瀬勝也氏、従業員35人)は、平成13年12月3日に名古屋地裁へ民事再生手続き開始を申請し、12月6日に同地裁より保全命令を受けた。
申請代理人は、西野泰夫弁護士(名古屋市中区三の丸1-14-7、電話052-203-0550)。
当社は、1986年(昭和61年)7月に設立され、1989年10月に開場された「鈴鹿の森カントリークラブ」の経営を手がけていた。同ゴルフ場は、東名阪自動車道の鈴鹿インターから4kmの場所に位置し、 145万uの丘陵地に6781ヤード、18ホールを設け、コース設計は青木功氏が手がけていた。
利便性が良いこともあって名古屋方面の法人客を呼び込み、オープン当初は相応の集客を行ってきたが、新たに手がけた四日市市内のゴルフ場開発計画が半ばで頓挫したことや、不況が長期化するなか接待利用を中心とした入場客数の減少は避けられなかった。
このような状況下資金繰りは逼迫、信用不安説が流れ会員が預託金返還の裁判をおこしていたがこれに敗訴し、同法の申請となった。
負債は預託金 163億円を含む約 180億円。
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平成20年5月20日、アコーディア・ゴルフが取得
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