日本海新聞(平成26年7月2日付) http://www.nnn.co.jp/ によると
セントパインズ大山ゴルフクラブ(18H、鳥取県米子市淀江町中西尾338-90、TEL:0859-56-6355)が、経営難を理由に7月10日にゴルフ場を閉鎖し、跡地(敷地面積は120万平方メートル)にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する計画が浮上していることが判明した。
一応、確認の意味でゴルフ場に電話をしたところ、”報道通りで間違いありません”との回答でした。
※セントパインズ大山GCの公式ホームページはありません
発電規模や事業会社等は、現段階では把握できておりません。計画が実現すれば、鳥取県内でのゴルフ場跡地を利用してのメガソーラー建設は初となるという。
参照資料 → ゴルフ場跡地や遊休地を利用してメガソーラー発電所を建設
同CCは(株)朝日住建がグループ(大阪市、平成15年9月に破産)の朝日リゾート開発(株)が朝日ゴルフクラブ大山コースとして平成4年7月に開場させるも、平成22年1月5日に破産手続き開始決定を受け倒産。
その後、西日本ゴルフ開発(株)(大阪、石川洋也代表取締役)にゴルフ場を営業譲渡。旧会員はプレー会員権(譲渡可)で継承され、運営は西日本ゴルフ開発系列の(株)セントパインズが行うことになり、ゴルフ場名も現名称に変更されていた。
→ セントパインズ大山GCの過去の経緯
同GCは、米子自動車道・米子ICより4q、JR伯備線・米子駅から車で約25分に位置しする丘陵コース。広いフェアウェイには大小さまざまなアンジュレーションが施されており、北西に広がる美保湾、南東にそびえる大山を借景とする美しいコース。
→ 同GCの地図
ちなみに、朝日リゾート開発の時に系列であったセントパインズゴルフクラブ(旧・朝日GC広島コース)は、資本関係もなく全く別会社として運営されており、セントパインズ大山Cとは関係はないとのことです(従業員の話)。
セントパインズGC URL=http://st-pines.net/
↓↓↓ 平成26年7月8日追加
太陽光発電システムの開発・建設を中心にエネルギー事業を行っているテス・エンジニアリング(株)(大阪市淀川区、TEL:06-6308-2073)がゴルフ場を取得しメガソーラー基地を建設する旨を、7月3日に同社のプレスリリースで発表、同社は「平成30年を目処に約30MWの太陽光発電所を建設する」という。
テス・エンジニアリング(株) URL=http://www.tess-eng.co.jp/
↓↓↓ 平成27年3月3日追加(関連情報)
平成26年12月、セントパインズゴルフクラブ(広島県)が閉鎖
セントパインズGC URL=http://st-pines.net/
↓↓↓ 平成27年9月24日追加
セントパインズ大山GCの跡地に、京セラTCLソーラー合同会社(東京都千代田区)が事業主となり、「鳥取・ 米子メガソーラー発電所」の建設を9月11日より開始した旨を同日、京セラが自社ホームページで発表した。
発表元URL=http://www.kyocera.co.jp/topics/2015/0901_ghjk.html (表示方法)
京セラTCLソーラーは、京セラ19%、東京センチュリーリースが81%出資し、平成24年8月に設立した会社で、同跡地を利用して発電出力約29・2MW、年間予想発電量は約3,608万KWh(一般家庭約11,000世帯分の年間電力消費量に相当)となるメガソーラーを建設する計画で、平成30年(2018年)3月の完成を予定。
なお、京セラTCLソーラーは同年9月16日、福島県の田人CCの跡地を利用して、「福島・田人メガソーラー発電所」の名称でメガソーラーの建設に着手した旨を発表。同用地に27MWのメガソーラーを建設するという。
また、平成25年9月に台風18号の影響によりクローズした、京都市にある「京都国際カントリー倶楽部」の跡地(約30万u)に、9万枚の太陽光パネルを設置しメガソーラーの建設(発電規模は23MW)にも既に着手している。
※テス・エンジニアリング(株)は、設計 ・ 施工会社で、事業主ではありませんでした。
お詫び申し上げます(平成26年7月8日追加記事)。
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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