平成21年9月16日に、有限会社・エヌエムコーポレイション(横浜市鶴見区栄町通4-49-8、長濱宣男代表取締役)が落札により買受代金3855万円を納付し、新たな事業者のもとで再生を図ることになったまま放置状態だった群馬県の旧・かんなゴルフ倶楽部の跡地にメガソーラー基地を建設する計画があることが判明した。
上毛新聞によると(平成24年11月9日、http://www.jomo-news.co.jp)
掲載元URL=http://www.jomo-news.co.jp/ns/9113524346922058/news.html
計画では、神流町(かんなまち)が今年7月3日に1億2千万円で購入した御荷鉾山南面にあるゴルフ場跡地(約66・5ヘクタール)のうち、約2・7ヘクタールを利用し最大出力1500KW(1・5メガワット)、年間で一般家庭430世帯分に相当する発電量を想定していた模様。
売電収入からリース料金を支払う15年契約で、年間1千万円前後の収入を見込んでいたようで、発電所の設備認定や電力会社への接続契約の期限を来年3月末とし、同10月からの発電開始を目指し県内外の民間5事業者を指名したという。
しかし、予定している期限に契約が間に合わないなどの理由で数社が辞退。 残る事業者も企画を提案したが、いずれも採算面など町が設けた条件に合わず、収益が見込めないといった理由から全5事業者が非選定となったらしい。
同ゴルフ場は、放置されて3年間の間に崩落やクラブハウスの火事等もあり、ゴルフ場としての再生は不可能となっていたようだ。弊社にも”エヌエムコーポレイションの連絡先を教えてくれ”、”今後はどうなるのか”、ゴルフ会員権はどうなるの”等、危惧する数多くの問合せがあり、状況把握に手間取り対応に苦慮していた経緯がある。
→ かんなGC(旧・本庄CC)の過去の経緯
なお、現段階では事実上の白紙状態になっているが、あらゆる方向から(跡地利用を)再検討したいと話しているという。
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー(大規模太陽光発電)事業に参入する企業増加
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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