『 パシフィックホールディングス(株)(PHI、高塚優代表、平成7年創業)は、子会社が保有するゴルフ場等の資産に関し特別損失を計上し、ゴルフ場は個別で売却も検討中であることが判明した 』と7月20日に報じ、
平成20年9月17日に、千葉県の加茂ゴルフ倶楽部(18H、経営=ピーエスアール市原(株)、千葉県市原市月出81、TEL:0436-96-1111)を韓国系企業のBANDO建設(権弘司代表、釜山市)の日本法人、(株)BANDO・JAPAN(東京都港区、TEL:03-3432-5286、松原容泰社長、資本金19億円)に売却したことが判明した。
東証一部上場のパシフィックホールディングス(株)(PHI)から加茂GCを買収
|
韓国系企業に経営交代した加茂GCの運営を、国内で7コースを運営する(株)ティアンドケイ(T&K、東京都港区麻布永坂町1、TEL:03-3560-6535、川田太三代表取締役)が受託し、11月16日から運営を開始したことが判明した。
茨城県のノースショアCC北浦コースも(株)BANDO・JAPANが経営しているが、平成16年11月にT&Kに運営を委託していることもあり、その実績から同社が運営受託したものと思われる。今回もノースショアCC同様に、T&Kが従業員を再雇用するとともに、BANDO側に貸借料を支払うマスターリース契約となっている。
マスターリースとは
不動産の賃貸借における契約形態の一つで、不動産を賃借する権利の譲渡もしくは転借を行う者が、不動産の所有者と締結している賃貸借契約のことであります。
|
T&Kは、他に小杉カントリークラブ(富山、平成17年12月から受託開始)、櫛形ゴルフ倶楽部(新潟、同)ともマスターリース契約を結んでいる。(参考までに、小杉CCは平成16年12月24日、ミネルヴァ債権回収(株)が営業権を取得した。平成17年1月4日には、ミネルヴァ債権回収は戦略的パートナーとしてT&Kを迎え全国のゴルフ場再生事業に取り組んでいる)
参照ページ http://www.minecoa.com/documents/05.01.04.pdf
ミネルヴァ債権回収 http://www.minecoa.com
東京都千代田区麹町3-5-19、代表取締役社長 鹿野忠男、株主:ITX株式会社
T&Kグループが運営受託野ゴルフ場
・若洲ゴルフリンクス(東京、18年4月〜)指定管理者の1社
・大阪ゴルフクラブ(大阪、19年6月〜)コンサルタント契約
・東京国際ゴルフ倶楽部(東京、19年9月〜)グループのT&Kゴルフオペレーション(株)
・国際桜ゴルフ倶楽部(茨城、19年9月〜)グループのT&Kゴルフオペレーション(株)
|