関西カントリークラブ・会社分割を活用

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関西CC(京都)が経営健全化を目的に会社分割を活用

ゴルフ特信より、平成19年3月26日

 富士火災海上系列で昭和52年開場の関西カントリークラブ(18H、京都府亀岡市西別院町柚原春瀬10、TEL0771-27-2131)を経営する関西カントリー(株)(猪飼孝光代表、京都府亀岡市西別院町柚原東深谷9)は、2月27日に行われた株主総会で会社分割し、ゴルフ事業における権利義務を新会社に承継することを決議した。

 新たに設立したのは関西カントリー(株)(代表=同、住所=同)で、新会社が従業員の雇用や会員、預託金債務等営業の全てを承継する。

 旧法人の関西カントリー(株)3月20日付けでKCC(株)(代表=同、住所=同)に名称変更する予定で、同社は旧法人の金融債務を引き継ぐ形となる。同クラブでは「経営の健全化を図るため新設分割するに至った」と説明している。

 また、同クラブでは平成17年4月から運営委託していたオリックスグループとの契約を3月末で終了し、今後は自社で運営していくという。

東急不動産(株)、関西CC(京都)を傘下に収める
ゴルフ特信より、平成19年4月13日

 東急不動産(株)(東京都渋谷区、植木正威社長)は、3月末に関西カントリークラブ(18H、京都府亀岡市西別院町柚原春瀬10、TEL0771-27-2131、昭和52年開場)を買収し、4月2日から東急不動産グループの傘下とした。

 これにより、同グループ所有ゴルフ場は19コースとなり、賃借経営のニセコ東急GC(18H、北海道)を含めると20コースになる。

 富士火災海上系の法人から同CCを経営する関西カントリー(株)の全株式を取得して、傘下に収めたもの。同社は既報通り、2月27日に行われた株主総会で会社分割し、同じ社名の新会社にゴルフ場事業における権利・義務を承継することを決議した(但し、預託金以外の金融債務は承継せず)。

 この分割の理由について、「経営の健全化を図るため新設分割するに至った」としていたが、当時は東急不動産の傘下になることは明らかにしていなかった。

 今回の経営交代もあり新会社の関西カントリー(株)の代表取締役には、(株)東急リゾートサービス取締役の平塚秀昭氏が就任している。

 平日会員を含め約900名在籍する会員に対する権利・義務に関しては、新会社が一切を引き継いでおり変更はないとしている。支配人も従来通り山下博英氏が務める。

 ただし、運営については、委託していたオリックスグループとの契約を3月末で解消し、自社運営となっている。

 東急不動産は、関西CCを系列に加えたことについて「当社の関西地区ゴルフ場との相乗効果を期待している」と語っており、(株)太平洋クラブと結んだ戦略的事業提携に基づき、同CC会員と太平洋クラブ会員とで相互利用(平日に優待利用)する話も進んでいるようだ。

 ちなみに、同CCは丘陵コースとはいうものの、フラットな上に各ホールはセパレートされ、グリーンはベントの1グリーン。ゴルファーの評価が高く、会員権も京都府のクラブでは城陽CC(36H)に次いで相場が高い。

旧・関西CC(京都)経営のKCC(株)が負債約19億円で特別精算
ゴルフ特信より、平成19年4月20日

 ゴルフ場を経営していたKCC(株)(猪飼孝光代表取締役、資本金1億5000万円)は、3月29日に東京地裁から特別精算の開始決定を受けた。代表清算人は猪飼氏で負債は約19億円。

 同社の旧社名は関西カントリー(株)。関西CC(18H、京都府亀岡市)を経営していたが、今年3月に会社分割を行い、預託金(約48億円)やゴルフ場事業を新会社の関西カントリー(株)に承継させ、金融債務等の不採算部分を引き継いで社名をKCC(株)に変更していた。

 既報通り、新会社の関西カントリー(株)は、4月2日に東急不動産系列となり、同CCを継続して経営しており、KCC(株)の特別精算の影響を受けることはない。

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