ユニマットグループの(株)ユニマットリバティー(高橋洋二会長、鈴木秀夫社長、東京都港区南青山2-12-14、TEL03-5770-2080)が、平成18年3月末にパブリックの「マタイ山口カントリークラブ」(18H、山口県周南市大字八代須野河内、TEL0833-91-0540)を買収する。
同CCを経営する(株)マタイ山口カントリークラブ(木戸誠社長、東京都台東区)の親会社である東証一部上場で容器事業等の日本マタイ(株)(内田増幸社長、東京都台東区)が、3月22日に発表したもの。
発表によると、「事業の選択と集中」の方針に基づき、売却を決議したという。ゴルフ場会社の発行済株式18万株をユニマットリバティーに、日本マタイが保有する同CCの土地及び建物を(株)マタイ山口CCに譲渡する。
(株)マタイ山口CCは昭和49年4月23日設立で、資本金9000万円、従業員は17名。平成18年2月期の売上高は2億1000万円。譲渡する同CCの固定資産はコース用地(約117.7平方メートル)が簿価で21億3600万円、建物(約3080平方メートル)が簿価で5億5000万円。
ユニマットリバティーの取得価格は6億6000万円(子会社株式及び固定資産の譲渡価格3億3100万円の他、同子会社向け債権の回収金額3億2900万円を含む)となっている。譲渡契約日は3月21日でクロージング(引き渡し)予定日は3月31日となっている。
なお、ユニマットリバティーは、4月1日からコース名を「ユニマット山口ゴルフ倶楽部」に変更する。同ゴルフ場を含めこの1年間で4コースを新たに取得することになり、同社単独では既設14コース(グループで16コース)を運営することになる。
ちなみに、山口県では山口レインボーヒルズ関門菊川GCなど3コースを系列会社で保有、運営している。
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