小金井ＣＣ（東京）6000万円で株主正会員募集

　1937年10月（昭和12年）開場で株主会員制の小金井カントリー倶楽部（中野喜一郎代表取締役常務、ＴＥＬ：042-381-1221）は、新規の株主正会員を募集（6000万円・全て株式取得代、定員6名）することを1月17日に開いた取締役会決議で決定（2月2日〜6月13日まで名変停止に）したことが明らかになった。

　申込期間は2月9日〜3月12日まで、払込期日は7月1日で、入会条件や年会費等に変更はない（小金井ＣＣ・ゴルフ場ガイド参照）。

　同倶楽部は、過去にも募集をしており、

　　・平成15年1月末締切りで5000万円、定員49名で募集し33名が入会

　　・平成16年12月締切りで6900万円、定員16名の募集し10名が入会

　今回は16年募集の残り6名の募集となった形で、1月末の相場は5800万円なので名変料1260万円を合わせて7060万円（平成19年秋に1億円を付けたことも）、市場で購入し入会するよりも若干だが割安感がある。

　募集総額3億6000万円の使途は、1億8000万円が資本金組入れ、1億円がパンカー改修に係わる設備投資、その他を固定資産税、人件費、水道光熱費等の運転資金に充てる計画という。

　尚、現在の会員数は正会員で446名（他平日会員で12名）程度で、発行済み株式総数は543株で10人（社）で計29株保有している以外の524株が1人1株ずつの保有となっている。

　既報通り、『新規の株主正会員を募集（6000万円・全て株式取得代、定員6名）することを1月17日に開いた取締役会決議で決定（2月2日〜6月13日まで名変停止に）』したことが明らかになった

　株主会員制の小金井カントリー倶楽部（昭和12年開場、経営会社：小金井ゴルフ（株）、中野喜一郎代表取締役常務、ＴＥＬ：042-381-1221）

　3月12日で募集は締め切ったが、定員を上回る倍以上の申込みがあったようで、今後は入会審査（6名に絞り込む）を経て倶楽部入会が決まり、7月1日の払込期日までに6000万円を支払うことになる。

　ゴルフ会員権市場は、ここにきて株式市況など経済の指標も回復に転じ若干の上昇局面になっており、同ＣＣの会員権需要の堅調さが会員権市場にも好影響を与えてくれそうだ。