『千葉県にある房総カン卜リークラブ(株主会員制、TEL:0475-43-0111)の経営会社・(株)房総カントリークラプ(山村章夫社長)は、普通株式を1万495株(経営株5125株、正会員1株プレー権付5370株)、劣後株式4000株の計1万4495株を発行しているが、自己株式の取得を株主総会等で決めたことが判明した』と報じたが、
プレー権付き株式を含め自己株式の公開買付けを、平成21年12月1日〜28日までの申込み受付けで行った結果、4327株の申込みがあり1月26日に各株主に株式の代金を支払ったことが判明した。
既報通り、(株)明智ゴルフ倶楽部から1950株、(株)可児ゴルフ倶楽部から1655株、一般株主会員から722株の計4327株で総取得価格は6億1443万円余となった模様(内977株がプレー権付き)。
同CCが発行していたプレー権付き株式は5307株だったが、これで消却後の株式数は4393株に減少することになり、持株比率は(株)明智GCと(株)可児GC、それに(株)笠間GCが各18%、株主会員が42%に。
尚、今年1月から同CCの会員権相場は17万円(2月4日現在)だが、目的は一定程度果たしたと言えるだろう。しかし、問題はそれだけではないように思えるのだが。ちなみに同CCの名義書換料は105万円となっており、仮に17万円で買っても余分に105万円掛かることになる。
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