グランフィールズカントリークラブ(18H、静岡県三島市五輪4716、TEL055‐976-3111、経営=(株)WING、杉山孝代表取締役)は、5月1日から会員権の名義書換えを開始したが、名変手続き等に関しては同クラブが窓口となり、ゴルフ会員権業者の介入は不可としている。
同クラブによると、平成18年9月から実施した1100万円(預託金800万円=退会時返還)募集を今年3月末に終了し、現会員数550名(株主会員と預託金会員が在籍)を最終会員数と定めるとともに、「会員の皆様がくつろげる本来の会員制クラブを目指す」ため、会員権業者を介さずに名変することに決めたと話している。
入会条件は正会員2名の推薦保証、審査があるほか、株主会員は理事会と取締役会の承認、預託金会員は理事会の承認が必要となっている。
名変料は200万円(消費税別)で、会員権の価格については、売買希望者がそれぞれ希望金額を同クラブに申し出、売買成立した額となる。
同クラブでは、「元々5000万円以上で会員権が売り出されたコースで、冬でも温暖な西箱根に立地し、コースなど仕上がり具合を考えると、売り物が多く出るとは考えにくく、かなりの相場での取引が予想される」としている。
同クラブは平成4年11月にオープンするも、預託金問題(会員権の分割実施)に加え金融債務の負担から、平成15年2月21日、旧経営会社:富士緑化(株)が民事再生法を申請。
同年9月には株主会員制を導入し会員中心のゴルフ場に再生する計画案が可決し、新経営会社の経営で現在に至っている。
↓↓↓ 平成26年11月6日追加
「グランフィールズカントリークラブ」の保有会社・(株)WING(杉山孝代表取締役)は、経営の合理化・透明性を目的に経営を一本化。運営会社・(株)クランフィールズ(同代表、本社=三島市五輪4716-18)の権利義務を承継し存続、同運営会社は解散する旨を、10月28日付け官報で公告した。
また、存続会社の(株)WINGは資本金(3億1537・5万円)を1億円に減資することも決議。両社の株主総会の承認決議は10月23日に終了しており、効力発生日は12月1日という。
平成26年10月28日付け官報(号外第238号・94ページ)、両社の貸借対照表も添付(3月31日現在)
ちなみに、杉山孝氏は産業廃棄物の収集運搬・中間処理・埋立処分や、リサイクル製品及び環境関連商品の製造・販売を行う(株)IWD(神奈川県海老名市大谷北2-1-46、TEL:046-235-6000)の代表者。
(株)IWD URL=http://www.iwd.co.jp/
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