ミサワリゾートは、藤和不動産が経営している那須ハイランドゴルフクラブ(18ホール、栃木県那須塩原市)を譲り受けることも明らかになった。
平成17年2月17日に藤和不動産が発表したもので、同不動産ではまず同ゴルフ場部門を新設分割し、この新設会社の株式をミサワリゾートに売却するとしている。分割期日は3月23日を予定しており、3月31日に株式譲渡する予定としている。
同不動産では、ミサワリゾート(株)への株式譲渡の伴い約52億円の特別損失が発生する見込みだが、すでに発表済みの業績予想には織り込み済みととしている。また同不動産では、藤和那須CC(栃木)と八千代CC(広島)の売却を発表しており、これで経営していた3ゴルフ場の売却先が決まったことになる。
ミサワリゾートは現在、北武蔵CC(18H、埼玉)など4コースを保有、今回発表の2コース及び、今年3月末に譲受け予定の一志GC(18H、三重)を加えると既設7コースの保有となる。
ちなみに、同じミサワグループだったミサワホームグループは産業再生機構の支援決定を受け、ゴルフ場事業からの撤退を表明しているが、ゴルフ場運営事業で実績を上げているミサワリゾートではゴルフ場保有・運営受託事業を拡大する方針で、対照的な動きとなっている。
↓↓↓ 平成27年6月4日追加
平成27年8月1日、那須ハイランドGCをコナミ(株)グループ会社に売却
平成27年5月28日官報(号外第119号56ページ)で、コナミ(株)の100%子会社でグループの土地建物の所有等のコナミリアルエステート(株)が、吸収分割により(株)那須ハイランドゴルフ(小嶋康司代表)のゴルフ場管理運営事業に関する権利義務を承継する旨を公告したもの。
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