会社更生手続きにより、ニューワールドGCと隣接のホテル(203室)の一体売却を検討していた環境建設(株)は更生計画案をまとめ、先ごろ会員など債権者に配布した。
計画案は地元紙の報道によると、ゴルフ場とホテルの土地・建物をローンスター・グループに約25億2000万円で売却。ゴルフ場とホテルの営業は、ローンスター・グループが出資する新会社・NWゴルフクラブ(東京都)が行う計画という。
ゴルフ場会員(約660人)など一般債権者に対しては債権の94%カットを求める方針。会員のプレー権は保護されるという。
同計画案は平成17年9月27日に東京地裁で開く関係者集会で決議されることになる。環境建設(株)は昨年4月に自己破産を申請し、同月に破産宣告を受けた。
しかし、一部担保権者から担保権抹消の協力が得られず、会社更生手続きに切り替え、今年3月8日付けで更生手続き開始決定を受けていた。
ゴルフ場とホテルの売却先については今年2月の入札でほぼ固まったといわれていたが、更生手続きへの転換で売却先も変更された模様だ。隣接のホテルは昨年12月から閉鎖しており、この活用策が課題となっていた。
ちなみに、ローンスター・グループはゴルフ場の他にも、地産系ホテルなど国内施設を多数買収して運営している。
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ローンスター・グループは、閉鎖している隣接のホテル(203室)の営業については引き受けない方針であることが分かった。管財人は再建のカット率は94%で、会員のプレー権は保護すると説明。
ローンスター・グループのゴルフ場運営担当者が、ホテルについては営業再建を目指すものの「ノウハウがなく営業譲渡先を探す」として、地元企業に打診していることを明らかにした。更生計画案による買収案は、約25億2000万円でホテルとゴルフ場の土地・施設を買収する計画となっていた。
平成17年9月27日の関係人集会で同計画案が決議される。
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平成17年9月30日付けで会社更生計画の認可決定を受けた環境建設(株)から同GCの営業譲渡を受けた。現在はPGグループのNWゴルフクラブ(株)が施設を所有し、運営はPGMが行っている。平成18年4月1日から、ゴルフ場名を「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」に名称変更。
仙台ヒルズGC URL=https://www.pacificgolf.co.jp/sendaihills/ (表示方法)
↓↓↓ 平成29年9月4日追加
「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」(宮城県仙台市)隣接ホテルを直営化
ホテル名称を「仙台ヒルズホテル」に変更し
2018年1月1日(月・祝)より運営開始予定
PGM ホールディングス(株)( 田中耕太郎代表取締役社長、以下=PGMH)の連結子会社でゴルフ場運営会社であるパシフィックゴルフマネージメント(株)(以下=PGM)は、同じくPGMH
の連結子会社でゴルフ場資産保有会社の PGMプロパティーズ(株)(同社長)が所有し、現在、日本都市ホテル開発(株)(大阪府大阪市/代表取締役清水優、以下「日本都市ホテル開発」)に賃貸している、「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」の隣接ホテルを、2018年1月1日より直営化し、ホテル名称を「仙台ヒルズホテル」に変更して運営を開始する旨を、9月1日に同社HPで発表した。
当該ホテル施設は、隣接する「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」をご利用されるお客様はもちろんのこと、仙台市街から車で約20分と好立地なことから、ビジネスでのご利用や、披露宴、各種パーティや展示会、会議など、多くの用途でご利用いただけるホテルとして、日本都市ホテル開発の運営の元、現在は「仙台ジョイテルホテル」の名称で営業しています。
PGM によるホテル直営化の、2018 年1月1日からは、ホテルとゴルフ場の総称を「仙台ヒルズホテル&ゴルフ倶楽部」として運営を予定しています。
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発表元URL
http://irvision2next.blob.core.windows.net/6412/ir/12518980227399999999_559f230e-f2f0-4c8d-82d3-123818ec9647.pdf
↓↓↓ 平成30年1月10日追加
平成30年(2018年)1月1日より「仙台ヒルズホテル&ゴルフ倶楽部」として運営開始
既報通り、PGM ホールディングス(株)の連結子会社・パシフィックゴルフマネージメント(株)は、同じくPGMHの連結子会社でゴルフ場資産保有会社のPGMプロパティーズ(株)が所有する、「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」の隣接建物にて、2018年1月1日より直営ホテル「仙台ヒルズホテル」の運営を開始し、当該ホテルと「仙台ヒルズゴルフ倶楽部」の総称を、「仙台ヒルズホテル&ゴルフ倶楽部」に変更た(1月9日、自社HPで発表)。
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