三井物産(株)の100%子会社で、白鷺ゴルフクラブ(18H、兵庫県姫路市)を経営する(株)白鷺ゴルフクラブは、ゴールドマン・サックス(GS)グループをスポンサーとする再生計画案を立案し、平成16年6月7日に大阪地裁で開かれた債権者集会で同計画案が可決、同日同地裁から認可決定を受けた。
既報通り同社は、今年1月に来場者数の減少や客単価の低下棟による赤字を理由に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請、ゴルフ場再建にあたっては経営譲渡も視野に入れて検討していた。
このスポンサー選定について関係者によると「ゴルフ場を継続して営業していく上で、これまでにゴルフ場経営のノウハウがある企業が望ましい」との見方から、GSに決まったとみられている。
同計画案は4月30日付けで同地裁に提出しており、GSグループの運営会社・(株)アコーディア・ゴルフ(東京都渋谷区)は5月のGW明けから現場に入っていた。
同社の債権者は三井物産、三井リース、三井生命、RCCの4社(議決権総額187億755万6097円)で、出席債権者4名中4名の賛成で、即日認可決定となった。
会員については、三井物産が会員権を242口すべて買い取った(預託金のおよそ70〜75%で買収、なお入会後の年数等によって買収率が異なるという)結果、会員債権者はゼロとなっていた。
運営はパブリックとなり、4月13日からは乗用カートを導入するなど、集客対策も実施しているという。
なお、(株)白鷺ゴルフクラブは認可決定後、三井物産の出資分(発行済株式296万株)を100%減資し、GS側が新資本金を出資する予定で、、6月末に従業員の雇用も含め、三井物産からGSに経営権が譲渡される運びだ。
↓↓↓
平成18年11月1日から縁故会員募集を開始し会員制に移行。
募集金額は、個人・法人会員(1名記名)で40万円(入会金のみのプレー会員権、消費税込み)。定員は100名。
↓↓↓
平成21年11月1日から名義書換再開
名変料、正会員42万円、 トランスファー制度(グループゴルフ場の会員権購入割引制度)も利用可能。45万円の会員募集は継続。
|