(株)秋田空港ゴルフ倶楽部(資本金17億円、仙北郡協和町船沢字木戸ヶ沢1、代表渡邉正人氏、従業員14人)は、平成15年4月18日に東京地裁へ民事再生法を申請した。負債は約54億5961万円。
申請代理人は清水直弁護士(東京都中央区八重洲2-2-12、電話03-5202-0585)。
当社は、1991年(平成3年)6月に設立。ゴルフ場のオープンは99年7月で、165万平方メートルの敷地に18ホールのコースを展開するパブリック制ゴルフ場「ラングスゴルフコース秋田」としてスタートした。
完全セルフプレーの低価格戦略をとり、入場者数は着実な伸びをみせていたものの、金融機関およびグループ会社に対する多額の有利子負債を抱えていた一方、業績は当初見込みを下回り、慢性的な赤字体質に陥っていた。
このため、親会社から資金調達を行い不足資金をカバーしてきたが、客単価の減少もあり、2002年3月期は年収入高が前期比約7%減の約1億600万円に後退し、約6億2100万円の経常損失を計上。
オープン以来毎期数億円の赤字を計上し債務超過に陥っていたことから自力再建が困難となり、法的手続きによる事業継続を模索していた。
負債54億5900万円。
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(株)秋田空港ゴルフ倶楽部の親会社は、川崎市でボーリング場等を経営する(株)ムサシボウル。会員制予定で着工も募集環境の悪化によりパブリック運営に転換。平成12年には無額面のプレー会員権を120万円で募集し、約100名が入会していた。
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平成15年10月2日に再生計画案が可決し、16年4月6日付けで再生手続き終結決定を受ける
↓↓↓ 平成24年12月25日追加
平成24年12月13日、ラングスGC秋田を経営の(株)秋田空港ゴルフ倶楽部が破産手続き開始
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