「榛名の森カントリークラブ」(経営会社:(株)グリーンエコー、18H、パブリック運営、群馬県高崎市倉渕町権田5344、TEL:027-378-4555)が、今年の2月23日をもってゴルフ場を閉鎖することが分かった。
榛名の森CC URL=http://www.harunanomori.jp/ (表示方法)
同CCのホームページには、「閉鎖のお知らせ」と題し、下記のように案内されています。
閉鎖のお知らせ
平素より当ゴルフ場をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度、当ゴルフ場は令和5年2月23日(木曜日)をもって、諸事情により閉鎖することとなりました。お客様には大変ご迷惑をおかけし、申し訳ございません。これまで永きに渡り当ゴルフ場をご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
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詳細は不明だが、弊社に寄せられた匿名メールによると、跡地には太陽光発電所(メガソーラー)が建設されるということです。榛名の森CCは、ゴルフの帝王ジャック・ニクラスが榛名山麓に作り上げた珠玉のコースで、樹齢数十年の樹木群に囲まれた戦略性に富む全長7054ヤードの林間コースす。
同CCは、平成8年(1991年)7月に「響の森カントリークラブ」の名称で、会員制のゴルフ場としてオープンした。当時の経営会社であった榛名スポーツ開発(株)は、57・1%を出資したサントリーを中心に(株)フジタ、東洋不動産(株)など5社が出資していたが、後に、サントリーが共同出資者から株式を取得し、同社の完全子会社となった。
ところが、サントリーが平成18年(2006年)8月に会員の預託金を全額返還してゴルフ場をリーマン・ブラザーズ・グループ(本部=ニューヨーク)の関連会社に売却し現名称に変更。同社に運営ノウハウがないこことから、パシフィック・ゴルフ・マネージメント(株)(PGM)に運営を委託していた。
その後は、平成19年(2007年)、平成22年(2010年)、平成28年(2016年)と次々とゴルフ場は売却され経営交代が続き、最後に取得したのは、香港のサクセスユニバースグループ(Success
Universe Group)で、現在まで運営されてきた経緯をもつ。
ちなみに、パブリック運営のため会員権相場は建っておりません。
< 参照資料 >
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧(椿ゴルフ調べ)
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