「詫間カントリークラブ」(経営:詫間興業(株)片岡裕憲社長、昭和48年(1973年)10月開場、18H、香川県三豊市詫間町詫間643、TEL:0875-83-3210)が、今年の9月30日をもってゴルフ場の営業を終了することが判明した。
詫間CC URL=http://takumacc.com/ (表示方法)
地元の四国新聞が8月7日に報じたもので、ここ数年赤字経営が続き将来的な経営維持は難しいと判断。ゴルフ場用地は地元建設会社に買い取ってもらい、その売却代金を会員(約1000名)への預託金返還に充てる考えだそうです(”会員には迷惑をかけられない”と、片岡社長は話しているという)。
また、同用地を取得する地元の建設会社は、まだ活用方法を検討中で、市や地元住民の意見を聞き今後の意向を示していく考えのようです。同CCは、塩田経営者が集まって塩田跡地に造られたフラットなコースで、全て自社所有地となっている。
以前は、隣接地で「旭パブリックゴルフコース」(9H)も経営していたが、2014年に東急不動産等が出資する合同会社詫間太陽光発電に用地を売却。グーグルマップで確認したところ既にメガソーラーが建設されているようだ。
→ 旭パブリックGCの跡地にメガソーラー計画
→ 地図(グーグルマップより)
同CCは、高松自動車道・三豊鳥坂ICから約5・5km、JR予讃線・詫間駅よりタクシーで約3分に位置。コースには24の池があり、各ホールの樹木は美しく、四季を通して白鷺が群舞し池とともに日本庭園のような趣きを与えているシーサイドコース。
ちなみに、会員権相場(名義書換料:11万円、年会費:2・64万円=正会員、税込)は、10万円売りの買いは”ゼロ”と、閉鎖情報もあり低位で低迷しているようだが、それ以前は50万円前後で売買されていたようです。ネットの口コミでも閉鎖を惜しむ声が数多く寄せられているようですね。
<参考資料>
香川県で閉鎖したゴルフ場
↓↓↓ 令和4年10月3日追加
既報通り、詫間CCは9月30日をもって閉鎖されました。
平素は格別のご高配にあずかり厚く御礼申し上げます。
さて、皆様にお引立て賜りました詫間カントリークラブの営業を2022年9月30日をもちまして閉場させていただくこととなりました。
皆様には、長きにわたってご愛顧賜りまして誠にありがとうございました。改めまして心より御礼申し上げます。
詫間カントリークラブ
2022年9月30日
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