「新ゲインズボローカントリー倶楽部」(18H、福島県東白川郡棚倉町大字瀬ヶ野字戸沢166、TEL:0247-33-7888)が、今年の5月5日をもってゴルフ場の営業を終了することが判明した。
新ゲインズボロCC URL=http://gb-cc.com/ (表示方法)
4月13日に匿名様より、新ゲインズボローCCが閉鎖する旨のメールを頂きゴルフ場に確認の電話を入れたところ、”閉鎖するのは間違いありません、会員の方には既に閉鎖案内をさせて頂いております”との話。今後に関しては、”上の者から詳しい話は聞いておりませんので分かりません”とのことでした。
同CCのホームページを覗いても閉鎖案内はされていないようですが、「オンライン予約」を見ると5月5日以降の予約カレンダーは空白となっており、6月・7月をクリックしても”料金プランが適用されていません”と表示されることから、閉鎖はかなり前から決まっていたものかと思われます。
同CCは、経営母体が二転三転した計画で、昭和60年(1985年)頃にはボブホープCCとして会員の募集を行ったものの頓挫。本庄ガス(株)(埼玉県本庄市)の今井代表が再建に乗り出し、旧会員へは預託金等を返還。17年目にしてようやく開発許認可を取得し、平成4年(1992年)7月に「グローリィ・ヒルズ・GC」の名称で開場。
平成6年6月に地上3階地下1階52名収容のホテルをオープン、現在、本庄ガス(株)から離れライオンゲイン(株)が運営を行っているようだが、詳しいことは不明です。
ライオンゲイングループ URL=http://www.liongain.co.jp/
*ライオンゲインのHPは、10年近く更新されていないようです?
同CCは、東北自動車道・白河ICより約30分、東北新幹線・新白河駅より約25分に位置し、クラブハウスからほぼ全てのホールが見渡せるというフラットな地形に恵まれた丘陵コースで、全長7,041ヤードと東北屈指のチャピオンコースとして人気があったようだ。
現時点では、閉鎖理由や今後の利用方法等、詳細は不明です。弊社でも分かり次第に掲載させて戴きます。なお、同CCは名義書換停止中のため会員権相場は建っておりません。
ちなみに、福島県で閉鎖したゴルフ場(9Hも含む)は弊社調べで、新ゲインズボローCCを含め26コースとなった。閉鎖理由の大半が福島原発によるものだったが、ここに来てゴルフ人口の減少やコロナ禍での観光産業の低迷等、ゴルフ場経営の厳しさによる閉鎖が増えているようだ。
<参考資料>
→ 福島県で閉鎖したゴルフ場一覧(椿ゴルフ調べ)
↓↓↓ 令和3年4月18日追加
ライオンゲイン(株)は、既に新ゲインズボローCCを売却しているそうです。売却先は太陽光発電関連の会社だそうですが詳細は分からないそうです(匿名メールより)。
↓↓↓ 令和3年4月22日追加
一季出版(株)(TEL:03-5847-3366)発行のゴルフ特信によれば、同CCは平成4年7月に栄光開発(株)(福島県二本松市)が事業主体となり、グローリィヒルズGCの名称で開場。その後は経営権のトラブルなどにより、一時ライオンゲイングループの運営となったものの、以降も紆余曲折があったという。
最近では、韓国系にオーナーが移り、太陽光発電の噂も出ていたというが、同出版でも詳細は把握は出来ていないようです。なお、以前の栄光開発(株)は、今年3月25日に清算結了(清算事務の一切が終了すること、清算株式会社の債権・債務・残余財産が一切ゼロとなった状態)となったとも報じている。
いずれにしても、現時点では何も分からず終いですから、成り行きを見守るしかないようですね。誰か詳しい事情をご存じの方がいらっしゃいましたら、匿名で構いませんから椿ゴルフまでメール下さい。お待ちしております!
↓↓↓ 令和3年5月25日確認
新ゲインズボローカントリー倶楽部 閉鎖のお知らせ
新ゲインズボローカントリー倶楽部は令和3年5月5日を持ちまして、閉鎖となりました。長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
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同CCホームページより
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