福島民友ニュース(平成30年9月25日付)http://www.minyu-net.com/ によると
「棚倉田舎倶楽部」(27H、福島県東白川郡棚倉町公儀川原田286、TEL:0247-33-3191)を石川遼プロのマネジメント会社であるケーアイ企画(株)(埼玉県北葛飾郡松伏町ゆめみ野5-14-29、石川由紀子社長)が取得したことが判明した。
棚倉田舎C URL=http://tanagura-cc.co.jp/(表示方法)
同倶楽部の経営母体は、ホテル・リゾート運営の(株)ホスピタリティオペレーションズ(東京都千代田区神田錦町2-5-16、TEL: 03-5755-5516、田中章生代表取締役)で、ゴルフ場の運営は棚倉開発(株)(住所=コースと同、同代表)が行っている。
福島民友によれば、棚倉開発の全株式と同倶楽部の経営権をケーアイ企画に譲渡する方針を固め、今月25日に契約が締結されたようだ(取得代金は不明)。従業員は継続雇用され、会員の権利・義務やゴルフ場名も従来通りで変更はないという。
なお、ケーアイ企画の石川社長は石川プロの母で、プロのトーナメントを開催できるコースを探していたケーアイ企画が同倶楽部の経営権獲得を希望し、棚倉開発の社長には石川プロの父勝美氏が就く見込みと報じている。
同倶楽部(昭和51年4月開場、全長10,605Y、P108)は、広い敷地をゆったりと使った27ホールで自然林がふんだんに残されている。地形はゆるやかなアンジュレーションから成り、各ホールはほとんどフラットな丘陵コース。平成24年9月には、日米大学対抗ゴルフ選手権開催されている。
ちなみに、棚倉開発は平成16年12月21日に民事再生法を申請(負債総額約62億円)し、17年5月25日に親会社である上場のトピー工業(株)の支援で再建を図る再生計画案が可決。計画案で会員(約1200名)には預託金の30%が全額返還され、継続希望会員は無額面証券(譲渡可のプレー会員権)となった。
その後の平成26年4月23日、トピー工業が子会社の棚倉開発(株)が保有する全株式をホスピタリティオペレーションズへ譲渡し、これまで営業されてきた経緯をもつ。ホスピタリティオペレーションズは、平成25年5月に那須CC(栃木、旧・那須チサンCC)をPGMより取得し現在も経営している。
(株)ホスピタリティオペレーションズ URL=http://www.hospitality-operations.co.jp/
参考までに同倶楽部の今日現在の会員権相場(名変料10万円、年会費2万円=正会員、税別)は、売り15万円に対して買いは”ゼロ”と、低位で低迷していたようだ。
棚倉 = ○ たなぐら × たなくら (今日、間違いに気付きました)
|