今年の5月末頃に、「アルカディアゴルフクラブ」(1986年10月(昭和61年)開場、18H、千葉県市原市山口字三重山4、TEL:0436-98-1005)が、3月中旬頃から営業休止状態である旨を下記の通り、同GCのゴルフ場ガイドに掲載したが、経営交代に向けて動いていることが判明した。
※アルカディアGCのゴルフ場ホームページは閉鎖中です
平成30年3月中旬、アルカディアゴルフクラブが営業休止状態に
今年の初め頃には、イノシシによる被害がひどく、会員など利用者にはコースの改修工事のため一時閉鎖する旨を掲示・案内し、秋口のリニューアルオープンを目指していたようだったが、3月中旬頃からコースとも電話連絡が取れくなり営業を休止したようです。経営会社が交代したのではないかとの観測も出ているというが、詳細は現時点では不明です。
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同GCの経営会社は、(株)グリーンスノー(住所=ゴルフ場と同、京谷敬介代表取締役)で同社が会員に充てた案内(今年の6月吉日付)によると、同社と新大都リゾート(株)は同GCの不動産売買契約及び事業譲渡契約を締結したという。(売買代金や詳細期日は不明)。
また、今年の3月末よりゴルフ場をクローズしクラブハウス及びコースの改修工事を行っており、9月1日を目途に新会社によるゴルフ場の運営を予定、ゴルフ場名も「日本長江ゴルフクラブ」に変更する。在籍会員には準備が整い次第、新たに設立するゴルフ場運営会社・日本長江ゴルフクラブ(株)から案内があるようだ。
予約やプレーフィに関しては新会社から後日案内するとし、今年度の年会費(4月〜翌3月)は発生しない旨も案内。また、9月まではゴルフ場現地での新会社に関する質問は受け付けないので、別途、受付窓口を設け案内されている。
・新経営会社 |
:新大都市リゾート(株) |
東京都豊島区北大塚3-34-1 |
代表取締役 ケ 明輝 氏 |
・新運営会社 |
:日本長江ゴルフクラブ(株) |
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・新ゴルフ場名 |
:日本長江ゴルフクラブ |
にほんちょうこう |
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・問合せ先 |
:03-5961-5542 |
*平日のみ10:00〜17:00 |
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ちなみに同GCは、昭和47年に計画された橘CCを東京植木が継承して亜細亜開発(株)が経営会社となり「千葉レイクサイドカントリー倶楽部」の名称で再建も、会員権を乱売し会員数は滅茶苦茶に多くなり、償還問題も抱えて平成13年1月から名変を停止。
千葉レイクCCが名変中に、過去に同倶楽部のクラチャンにもなった方が会員権を売却したいと弊社に依頼。譲渡確認(年会費等の完納状態等)を行ったところ、会員課からは”その方は当ゴルフ場のメンバーではありません”との回答を受けたことを今でもハッキリ覚えております。
弊社も依頼人も驚きましたが、他の会員権業者でもそういうケースが数多くあったようです。年会費も徴収されクラブ競技にも参加・・・”貴方は当ゴルフ場の会員ではありませんよ”・・・当時は呆れかえってものも言えませんでした・・・ (*^_^*)
平成22年4月に亜細亜開発(株)から(株)グリーンスノーに経営交代し、ゴルフ場名をアルカディアGCに変更するとともに、旧会員には移行条件を満たした会員に限り一代限りの「プレー会員権」を発行した経緯をもつ。
→ アルカディアGCの過去の経緯
なお、新大都市リゾート(株)や代表者のケ明輝(とう・めいほい)氏に関しての詳しい情報は把握できておりません。インターネットで検索するとケ明輝氏という人物が検索できますが、同一人物か否かは不明です。詳細に関しましては分かり次第に掲載させて頂きます。
↓↓↓ 平成30年7月4日追加
匿名様よりメールを頂き、ケ明輝氏はプラスチック再生コンパウンド事業等の(株)大都商会(東京都豊島区北大塚3-34-1 第一大都ビル、TEL:03-5961-5561)の代表取締役であることが判明しました。また、同事務所には貿易事業や不動産売買・仲介・管理、ホテル施設等の管理運営を行う大都ホールディングス(株)もあり、同じグループ会社のようです(グループの代表がケ氏となっています)。
ちなみに、ネット検索で検索される「ケ明輝氏」も全て同じ人物のようですね。
(株)大都商会 URL=http://www.dadu.co.jp/ (表示方法)
参考URL http://www.chinabusiness-headline.com/2015/09/44746/
↓↓↓ 平成30年8月21日追加
本日、千葉レイクサイドCC当時からの会員様より下記のようなメールを頂きましたので、原文のまま掲載致します。7月初めに関係者の方からメールを頂きましたが、猪対策を含めコースの改修工事は綿密に行われているようです。それにしても年会費10万円はちょっと高いような気がしますが?
千葉レイクからの会員です。アルカディアから日本長江ゴルフクラブに経営が移り昨日、同社から封書が届きました。視察プレー券(6900円の支払で)と年会費100,000円の案内でした。高額年会費に見合うコースコンディション(猪対策)が維持出来るのかについては何も記載がありませんでした。毎年この年会費であれば継続は辞めてくれとも取れます。
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↓↓↓ 平成30年9月11日追加
日本長江GC、年会費10万円は年間会員、グランドオープンは11月1日を予定
現在、旧会員を対象に年会費10万円の年間会員を募っており、その年間会員のプレー料金はゴルフ場利用税込みで平日6,800円、土・日祝日9,800円(昼食別、その他、カートフィ2,500円、+キャディフィ4,500円、ロッカー400円、諸経費1,426円)。
なお、元の千葉レイクサイドCCの会員権保有者に対しては、「アルカディアGC継承時の問題で、現コースは前経営の(株)グリーンスノーからも(会員権利を)引き継いでいない」と説明していることから、旧会員の権利・義務は消滅、継続希望の会員は年間会員になるしかないようだ。
今後は、中国人向け運営を予定しており、会員募集も中国のみで行う予定(500万円程度予定)で、高級志向による運営で中国富裕層の需要に応える考えという。
ちなみに、ゴルフ場はクラブハウスの改修工事を急ピッチに行っており、コースもイノシシ被害がひどかった状況より大幅に改善。10月1日に仮オープン、グランドオープンは11月1日を予定している。
日本長江ゴルフクラブ(新電話番号 TEL:0436-63-3044)
運営会社:日本長江ゴルフクラブ(株)(西原豊樹代表取締役、本社=コース)
↓↓↓ 平成30年11月1日追加
改修工事が若干遅れているようで、11月1日に仮オープンし、同日から工事完了まで(来年4月から6月頃完成予定)仮オープン期間として、平日4,500円、土日祝日9,800円(総額で各食事付)で受け付けているようです。
↓↓↓ 平成30年11月29日追加
日本長江GC、低料金で予約で一杯、グランドオープンは来春予定
既報通り、11月1日に仮オープンした「日本長江ゴルフクラブ」(TEL:0436-63-3044)だが、平日:4,500円、土・日祝日:7,800〜9,800円(食事付・概算費用)の低料金が人気を集め、土・日祝日はほぼ予約で一杯になっているという。
これを受け、当初は中国富裕層の需要に応える高級志向のゴルフ場を目指すと言っていたが、日本人にも会員権を販売し、旧会員対象の年会費10万円の年間会員も見直す可能性も示唆しているようだ。
クラブハウスについては内装工事がほぼ終了、ハウス周辺工事やイノシシ被害のコースはほとんど修復済みで、グリーンは来年3月に芝の張替えを行うためまだ十分ではないことから、グランドオープンは来年4〜6月ごろを予定いるようだ(料金も来年4月に見直す予定。
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