(株)帝国データバンクは5月18日に、同社の今年5月時点の企業概要データベース(147万社収録)から、3期連続(2015〜2017年決算)で業績比較可能なゴルフ場経営業者951社を抽出し、ゴルフ場経営業者の実態調査をまとめ発表した。
帝国データバンク(平成30年5月18日付) http://www.tdb.co.jp/
1 2017年(1月期〜12月期決算)の収入高合計は約6456億3300万円。
2015年(収入高合計約6301億7800万円)から2016年(同約6478億1100万円)
にかけては収入高合計が2.8%増加したが、2017年は前年を0.3%下回り、減少に転じた。
2 増収を果たした企業は、2016年が359社(構成比37.7%)だったのに対し、2017年は253社
(同26.6%)となり、約3割減少。
3 2018年の倒産件数は、4月時点で13件となっており、すでに前年(12件)を上回っている。
これは、リーマン・ショック以降で最多のペース。
「ゴルフ場経営業者 951 社の経営実態調査」
掲載元URL=http://www.tdb.co.jp/report/watching/press/pdf/p180503.pdf
(表示方法)
*リンク切れになっている場合は、直接、帝国データバンクにお問い合わせ下さい。
最後にまとめとして、下記のように締めくくっている
これまでは、ゴルフ場経営業者が倒産したとしても、他社にゴルフ場運営が引き継がれるケースが少なくなかった。しかし、近年は倒産後にゴルフ場が閉鎖するケースやソーラー事業に転用されるケースが増えてきており、今後は経営業者の倒産増加とともに、国内ゴルフ場の減少が一層進むことが危惧されている。
参照資料
→ 1995〜2017年までののゴルフ場の法的整理・負債総額グラフ
※弊社のデータと帝国データバンクに相違がありますが、これは申請時と確定後の負債額や
閉鎖ゴルフ場や2度申請等を含むか含まないかの違いで生じたものです。
資料としては、正確な帝国データバンクをご利用下さい ・・・ (*^_^*)
→ ゴルフ場の跡地や遊休地を利用してメガソーラーを建設
→ 全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧
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