「千歳カントリークラブ」(18H、北海道千歳市協和814、TEL:0123-21-2301)を保有する(株)アコーディア・ゴルフグループの(株)アコーディアAH02は、新設分割により新設する(株)千歳カントリークラブ(東京都渋谷区渋谷2-15-1渋谷クロスタワー)に対して、同CCのゴルフ場運営事業に関する権利義務を承継させる旨を、7月14日付け官報に公告した。
官報公告元=平成28年7月14日付官報・第6817号・30ページ
これまでも、新設分割後にゴルフ場を譲渡しており、最近では1月8日に「水府ゴルフクラブ」(茨城県)の新設分割を官報に公告し3月1日に売却した旨を自社ホームページで発表。千歳CCも9月以降には売却するものと思われる。
但し、平成26年8月に「保有ゴルフ場のアセットライト施策」により90コースを売却したビジネス・トラストへではなく、27年8月に売却した越前CC(福井県)や水府CC同様に個別譲渡になるようだ。
千歳CC(昭和49年10月開場)は水府GC同様に、スポーツ振興グループが経営してきた会員制のゴルフ場だったが、平成14年2月1日にスポーツ振興が会社更生法の適用を申請、平成15年11月にアコーディアがスポンサーとなる更生計画案が可決し、傘下に収めていたもの。
→ 千歳CCのこれまでの経緯
千歳CC (表示方法)
URL=https://reserve.accordiagolf.com/golfLinkCourseDetail/?tab=1&gid=039
同CC(全長6765Y、P72)は、道東自動車道・千歳東ICから約7分、JR千歳線・千歳駅から車で約20分、新千歳空港から車で30分に位置。ゆるやかな丘陵地帯でフェアウェイの幅も十分あり、のびのびとしたプレーが楽しめる丘陵コース。
参考までに、同GCの7月27日現在の会員権相場(名変料10万円、年会費2・75万円=各税別)は、10万円売り希望に対し、ここ数年買いは”ゼロ”と、低位で低迷していたようだ。
↓↓↓ 平成28年9月2日追加
平成28年9月1日、千歳カントリークラブをアコーディアがバイオシステム(株)へ売却
|