昭和63年10月開場で、市川ゴルフ興業グループの(株)ロイヤルヴィレッジゴルフ倶楽部(東京都練馬区大泉学園町8-18-10、市川金次郎代表取締役)が経営する 「美並ロイヤルカントリークラブ」(18H、岐阜県郡上市美並町上田山万辺1132-9、TEL:0575-79-3306)が、今年の12月15日をもって閉鎖する旨を、同CCホームページ上で下記の通り発表したことが判明した。
美並ロイヤルCC URL=http://www.minami-21.com/ (表示方法)
美並ロイヤルCC閉場のお知らせ
美並ロイヤルカントリークラブは、今シーズン12月15日(火)をもちまして閉場させていただくことになりました。長い間ご支援有り難うございました。
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同CCは当初、(株)さくらんぼ高原総合開発が経営も平成17年12月に自己破産を申請。その後、市川ゴルフ興業グループが破産会社から推定で約2億円で取得しこれまで営業してきた経営を持つ。会員(約1000名在籍)に対しては無額面で譲渡可のプレー会員権を付与し継承している。
→ 美並ロイヤルCCの過去の経緯
閉鎖理由は経営不振(ここ5年は赤字経営)、跡地利用は具体的には決まっていないようだが、メガソーラー事業者に賃貸する話も出ているようだ。ちなみに、同グループは現在27コースを経営しており、美並ロイヤルの閉鎖で26コースとなった。
市川ゴルフ興業グループゴルフ場 URL=http://www.kazancc.jp/group.html
↓↓↓ 平成28年12月20日追加
全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
↓↓↓ 平成30年2月15日追加
閉鎖の美並ロイヤルCCの跡地にメガソーラー建設
既報通り、平成27年12月15日をもって閉鎖した「美並ロイヤルカントリークラブ」の跡地(約57ヘクタール中の41ヘクタールを賃借)に、米国系資本のパシフィコ・エナジー(株)(ネイト フランクリン代表、東京都港区六本木1-9-10アークヒルズ仙石山森タワー33F、TEL:03-4540-7830)が、55MWの太陽光発電所(美並メガソーラー発電所)の建設を開始する旨を2月2日、自社ホームページで発表した。
パシフィコ・エナジー(株) URL=http://www.pacificoenergy.jp/
発表元URL=http://www.pacificoenergy.jp/info/img/PEKF20180202_JPN.pdf
年間約55百万KW時の発電量を想定しており、年間およそ3万トンの二酸化炭素排出削減に貢献、施設完成と発電開始は平成31年7月(建設期間17ヶ月)を予定。発電した電力は中部電力に全量販売する。EPC(設計・調達・施工)サービスは東洋エンジニアリング(株)が担当するという。
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