(株)アコーディア・ゴルフは、子会社である合同会社白浜太陽光発電が有する「ラビーム白浜ゴルフクラブ」(18H、和歌山県西牟婁郡上富田町岡1970-19、TEL:0739-47-0001)内遊休地における太陽光発電事業の権利を、マンションおよび一戸建て新築分譲住宅の企画・開発並びに販売の(株)タカラレーベンに売却した旨を4月30日、自社ホームページで下記の通り発表した。
ラビーム白浜GCURL(表示方法)
https://reserve.accordiagolf.com/golfLinkCourseDetail/?tab=1&gid=088
・(株)タカラレーベン
東京都新宿区西新宿24-6-1、島田 和一代表取締役社長
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉄鋼ビルディング16階(平成29年5月に本社移転)
TEL:03-6551-2100(代表)
URL=https://www.leben.co.jp/
・合同会社白浜太陽光発電
東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー
当社子会社による太陽光発電事業の権利の譲渡に関するお知らせ
2015年4月30日
株式会社アコーディア・ゴルフ
代表取締役社長 鎌田 隆介
当社は、本日、株式会社タカラレーベンに対して、当社子会社である合同会社白浜太陽光発電(以下、「合同会社白浜」といいます。)が有する、ラビーム白浜ゴルフクラブ内遊休地における太陽光発電事業の権利を譲渡いたしましたので、お知らせいたします。
1.譲渡の理由
当企業グループは、再生可能エネルギー特別措置法に基づく、「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を活用して、当企業グループが所有する資産に太陽光発電設備を設置し、電力会社に売電する発電事業の準備を進めてまいりましたが、2014年5月23日に発表いたしました、「新中期経営計画(Accordia
Vision 2017)策定に関するお知らせ」でお知らせしたとおり、循環型ビジネスモデルの確立によるキャピタルゲイン創出など計画の推進に向けて経営資源を集中するため、当事業を総合的に勘案し、事業の権利を譲渡いたしました。
なお、本譲渡によって得られる資金は、運営対象ゴルフ場の拡大に向けて、今後の資産取得などに活用する予定です。
発信元URL=http://ke.kabupro.jp/tsp/20150430/140120150430456746.pdf
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権利の譲渡日は平成27年4月30日となっている。なお、「権利の譲渡対価は、譲渡先と守秘義務契約の観点から、開示を差し控えさせていただきます」と案内されています。
ちなみに、ラビーム白浜GCは私市グループのゴルフ場として昭和56年11月に開場したが、私市グループが平成16年3月に債権者の(株)整理回収機構(RCC)から大阪地裁へ会社更生法の適用を申し立てられた(負債総額は、グループ会社5社合計で約759億円)。
翌年の平成17年6月、グループ9ゴルフ場のうちラビーム白浜GC含む6コースは、ゴールドマレーサックス(GS)グループをスポンサーとした更生計画案が可決。その後、GS系から(株)アコーディア・ゴルフに移管され現在に至っている。
→ 平成16年3月30日、私市グループがRCCより会社更生法の適用を申し立てらる
↓↓↓ 平成28年2月18日追加
ラビーム白浜の遊休地、メガソーラー建設開始/平成29年3月からの売電目指す
既報通り、「ラビーム白浜ゴルフクラブ」内遊休地における太陽光発電事業の権利をアコーディア・ゴルフより取得した東証1部上場の(株)タカラレーベン(島田和一代表取締役社長)が、同用地(約11・1ヘクタール)を利用して大規模太陽光発電所(メガソーラー)の建設に着手することが判明した。
事業所名は「LS白浜発電所」で、同用地にパネル3万744枚を設置。発電容量は7・84MW、想定年間発電量は948万キロワット(一般家庭2600世帯分の年間使用量に相当)で2月19日から着工するという。土地を所有する市ノ瀬地区の財産区や愛郷会とタカラレーベンは賃貸契約を結び、平成29年3月から1KWh=36円で関西電力に売電する計画。
ちなみに同社は、東日本を中心に現在15ヶ所でメガソーラーを運転しており、計画も含めると約30カ所となる。ラビーム白浜の総事業費は公表はないものの、数十億円になるようだ。
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