昭和52年4月開場の「新美祢カントリークラブ」(27H、山口県美祢市於福町上1698-10、TEL:0837-56-0231)が、1月25日をもってゴルフ場を閉鎖することが判明した。
新美祢CC URL=http://shinmine.jugem.jp/ (表示方法)
新美祢CCは、平成13年に民事再生法を申請(大和都市管財グループで申請時の経営会社・(株)美祢カントリークラブ)。翌14年4月に地元企業等が出資して会社を継承(会員約1800名は預託金のないプレー権に)したが、平成19年6月に(株)エスイーエー・コーポレーション(以下=SEAC、東京都中央区銀座)がゴルフ場の土地等を買収し、ライオンゲイングループ傘下となった。
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しかし、同グループが実質上解体したことで、平成23年4月からインターフィールドグループのウェストコーストアソシェイツ(株)(小川英男代表取締役)が賃借し運営を続けて来たというが、今年1月31日で契約解除の通告がSEACからあったようだ。
会員の処遇や閉鎖後の土地利用に関しては不明だが、メガソーラ建設の噂があるようだ。
ちなみに、同CCは中国自動車道・美祢ICより19q、JR山陽新幹線・小郡駅より約45分に位置し、松を主体とした多くの樹木にセパレートされ、落ち着いたムードがある丘陵コース。
参考までに、1月22日現在の会員権相場(正会員:名変料10万円、年会費2・4万円=各税別)は売り買い共に”相談”となっており、低位で低迷しているようだ。
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閉鎖の新美祢CCの跡地にメガソーラ建設
平成27年1月に閉鎖した「新美祢カントリークラブ」(山口県美祢市於福町上1698-1)の跡地に、韓国の「LG CNS」(金永燮=キム・ヨンソプ代表)が、12月19日に55MWp(メガワットピーク)規模の太陽光発電所の建設に着手したことが判明した。
LG CNS URL=http://www.lgcns.co.jp/
事業所名は、「山口新美祢プロジェクト」で、カナダに本社を置く中国系の太陽光発電業者、カナディアン・ソーラーからメガソーラーの建設事業を受注したもので、事業費は約168億円、発電能力は2万3000世帯の年間電力消費量に相当するという。
カナディアン・ソーラー・プロジェクト(株)(東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル50階、TEL:03-6911-2901、ジェフ・ロイ代表取締役) のホームページでも下記の通り発表されている。
Canadian Solar Inc.(本社:カナダ・オンタリオ州、CEO:ショーン・クー、NASDAQ:CSIQ、以下「カナディアン・ソーラー」)は、山口県に建設予定の55MWp規模太陽光発電所「山口新美祢プロジェクト」の建設・運用のため、149億円のシニアおよび劣後ノンリコースローンを締結しましたのでお知らせします。なお本プロジェクトファイナンスはハンファアセットマネジメント社によってアレンジされ、満期は17年間です。
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カナディアン・ソーラー・プロジェクト(株) URL=http://canadiansolar-energy.co.jp/
計画では、75万平方メートルの用地に17万枚の太陽光パネルを設置。平成30年(2018年)5月の完成を目指し、15年間運営を行う予定としており発電した電力は中国電力に売電されるという。
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全国で閉鎖(完全閉鎖・一時閉鎖・一部閉鎖)したゴルフ場一覧、都道府県別に掲載
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