民事再生手続き中の「千葉国際カントリークラブ」(45H、千葉県)の経営会社・(株)千葉国際カントリークラブ(武田清久代表取締役)は、会員及び一般債権者にに再生計画案を配布したことが判明した。同計画案の賛否を問う決議は6月2日(書面投票)、債権者集会は6月10日となっている。
既報通り、同CCのスポンサーにPGMグループのパシフィックゴルフプロパティーズ(株)(PGP)が就任する方針で、計画案の骨子は、
(株)千葉国際カントリークラブは発行済み株式全部を消却(減資)、スポンサー予定のPGPが普通株式200株の募集株式(計5000万円が新資本金)を引き受ける(ゴルフ場名称は変更される予定)。
会員への弁済率は
・退会及び継続会員の弁済率は、預託金を47%カットし残り53%を弁済
退会会員は、認可決定確定日から4ヵ月後の日が属する月の末日に一括弁済
継続会員は、弁済額が新預託金(10年据置)となる、
*退会及び継続の意思表示は、認可決定確定日から1ヵ月後の日が属する月末日
*今後の手続き http://www.mmjp.or.jp/ckcc/images/20150424law.pdf 表示方法
確定再生債権者総数は8086名、確定再生債権総額は51億9347万3491円。未払いの共益債権2億9160万円(業務委託費用)と今後発生する共益債権は随時支払うという。
同CCは、景気低迷等による売上高の減少や会員の預託金返還請求の増加、加えて一部会員からの訴訟もあり、やむを得ず民事再生手続きの申立に至ったようだ。
↓↓↓ 平成27年6月22日追加
千葉国際CC、再生計画案が可決し、即日認可決定を受ける
既報通り、千葉国際CCの経営会社・(株)千葉国際カントリークラブ(武田清久代表取締役)の再生計画案の賛否を問う債権者集会が6月10日に開かれ、議決権者数で97・7%(5442名中5319名)、議決権額87・4%(51億9347万3491円中)の賛成多数で可決し、即日東京地裁より認可決定を受けた。
再生計画案は、PGMホールディングス(株)の子会社・パシフィックゴルフプロパティーズ(株)がスポンサーとなり、ゴルフ場事業を再建するというもので、9月1日からPGMグループのパシフィックゴルフメネジメント(株)が運営する予定。
債権者への弁済率も前述既報通り、ゴルフ場名は変更しないという。
訴訟もあり、やむを得ず民事再生手続きの申立に至ったようだ。
↓↓↓ 平成27年7月13日追加
平成27年7月7日、東京地裁より再生計画案の認可決定確定を受ける
↓↓↓ 平成27年9月1日追加
平成27年9月1日、PGMグループとしての運営を開始
千葉国際CC 新URL=https://www.pacificgolf.co.jp/chibakokusai/
※新証券(旧額面の53%が新預託金、10年据置)は11月下旬に発送予定、
旧証券は8月31日をもって無効となりましたのでご注意下さい。
↓↓↓ 平成28年1月26日追加
平成28年1月4日付、(株)千葉国際カントリークラブが再生手続終結決定を受ける
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