JC-NET(平成26年3月5日付)によると http://n-seikei.jp/
「姫路カンツ リー倶楽部 姫路書写ゴルフ場」(18H、兵庫県姫路市夢前町山富13-2、TEL:079-335-1231)を経営の(株)姫路書写ゴルフ場(住所同、渡辺孝一郎代表)は3月3日に事業を停止し、事後処理を伴城宏弁護士(梅田総合法律事務所、大阪府大阪市北区堂島浜1-1-5大阪三菱ビル6階、TEL:06-6348-5566)他に一任して、自己破産申請の準備に入ったことが判明した。
同CCは、昭和33年(1958年)11月開場の老舗のゴルフ場。中国自動車道・福崎IICより16q、JR山陽新幹線・姫路駅から20分に位置する5784Y(P72)の山岳コース。
円教寺で名高い書写山の東麓にあり、夢前川の清流に面し、恵まれた自然を余すところなく活かしてビギナーから上級者まで、さまざまな攻め方が楽しめるコースという。
平成5年(1993年)年4月期には年収入高が6億2200万円あったものの、その後は景気低迷により来場者が減少。また、退会希望者に対して預託金の返還にも応じてきたことから運転資金に行き詰まり、今回の措置となったようだ。
負債額は約4億円。
姫路CC 姫路書写G場 URL=http://www.shosya-g.co.jp/ → 閉鎖(4月4日確認)
会員は約900名で株主会員制(一部預託会員在籍)で運営されている。3月5日現在の会員権相場(正会員:名義書換料30万円、年会費2万円=各税別)は、10万円売りの買いは相談となっており、低位で低迷しているようだ。
詳細に関しましては、分かり次第掲載させて頂きます。
↓↓↓ 3月8日追加
同CCの会員のほとんどが株主会員だが、平成11年に乗用カートを導入する際に200万円で会員募集し1億7000万円を調達しするも、預託金に据置期間を設けていなかったことで、2年前頃から退会者が増加し資金不足に陥っていたようだ。
帝国データバンク神戸支店によると、平成25年4月期の年間売上高は1億6300万円にまで落ち込み、赤字経営が続いていたという。民事再生による再建も検討したようだが、スポンサー探しや当座の資金が調達できず、自己破産を決断したようだ。
今後は、3月中旬に自己破産申立の手続きを行う予定で、裁判所から選任される破産管財人が、会員のプレー権やゴルフ場の存続について検討することになる。
↓↓↓ 3月28日追加
3月13日に大阪地裁より破産手続開始決定を受ける
破産管財人には、小谷隆幸弁護士(小谷隆幸法律事務所、大阪府大阪市北区西天満1-7-4 協和中之島ビル5階、TEL:06-6363-3328)が選任されている。
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