現在、九州7県に韓国系企業のゴルフ場は24カ所あるが、一番多いのは熊本県の8コース。その内の2コースが今年に入って経営交代していることが判明した。経営交代したのは下記ゴルフ場で、国内企業及び同じ韓国系企業にそれぞれ交代している。
・熊本南カントリークラブ(熊本県上益城郡甲佐町南三箇1273-18、TEL:096-234-3838)
熊本南CC URL=http://ks-countryclub.com/
今年2月に河合興産(株)(熊本県熊本市中央区水道町4?32、江村徹代表取締役社長、河合忠男会長)が、同CCの経営会社・エース観光開発(株)の株式を韓国系グループから取得。
河合興産グループ URL=http://kawaikousan-group.com/
河合興産は、レジャー・アミューズメント業 (遊技場パチンコホール経営)の会社で、ゴルフ場経営には初進出となる。会員数は1000名弱で8月20日現在の会員権相場は、売り買い共に”相談”となっている。経営交代による会員の権利義務に変更はないという。
・不知火カントリークラブ(熊本県宇城市不知火町長崎4205、TEL:0964-42-3111)
不知火CC URL=http://www.shiranuhicc.com/
不知火CCは、平成14年12月に預託金問題から民事再生法を申請。その後、平成20年に韓国系グループとなり、平成23年に韓国系企業で建設機械のリースなどを行っている水山ジャパンのグループに経営交代したという。会員数は1500名弱で8月20日現在の会員権相場は、10万円売りで買いは”相談”となっている。
参考までに、インターネットで検索したところ「くまにちコム」の記事を発見しましたので掲載させて頂きました。
くまにちコム http://kumanichi.com/ 2013年07月12日付け
掲載元URL=http://kumanichi.com/news/local/main/20130712006.shtml
九州のゴルフ場経営、韓国系が進出 県内も2割
帝国データバンク福岡支店がまとめた九州・沖縄地区のゴルフ場の経営実態調査で、九州のゴルフ場の約1割の経営権を韓国系企業が握っていることが分かった。県内でも約2割に当たる8ゴルフ場が韓国系企業だった。国内のゴルフ人口が減少する中、韓国のゴルフ人気を背景にした韓国系企業の買収が進んでいるとみられる。
同支店によると、九州・沖縄のゴルフ場(6月末現在)は253カ所あり、県内は2番目に多い42カ所。全コースのうち、約3分の1にあたる85カ所が業績不振などで倒産した経緯があり、半数は経営母体が変更。大手業者の買収による系列化が進んでいる。
特に2004年以降は韓国系企業による買収が増えており、熊本の8カ所を筆頭に、宮崎5、長崎3など、沖縄以外の九州7県で計24カ所に上る。
韓国では近年、ゴルフ人気が上昇。ただ、ゴルフ場開発の規制が厳しい上に冬場の閉鎖期間が長く、距離的にも近い九州へのゴルフ旅行が増えている。特に九州は韓国人に人気の温泉やリゾート施設を組み合わせたツアーが多く、熊本や宮崎などのゴルフ場買収につながっているという。
帝国データバンク福岡支店は「国内のゴルフ場経営は依然として厳しく、今後も韓国系企業による買収が進む可能性がある」と話している。
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また、熊本県では今年の5月に韓国系企業から韓国系企業ヘ経営交代した阿蘇やまなみRH&GCがあり、経営交代するゴルフ場は今後も増えそうである。
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