平成24年8月1日に、静岡県西部で展開する食品スーパー「遠鉄ストア」15店舗の屋根を活用して、太陽光発電所を建設(平成25年3月を目処)し、再生可能エネルギー発電事業に参入することを発表した、遠鉄グループの遠鉄建設(株)(本社=浜松市中区下池川町、玉木利直社長)だが、今度は浜松カントリークラブ(静岡県浜松市天竜区渡ヶ島20-6、TEL:053-925-4141)の遊休地に太陽光発電施設を建設する予定であることが判明した。
遠鉄グループが大規模太陽光発電事業に参入
掲載元URL=http://www.entetsu.co.jp/release/20120801entetsu.pdf
遠鉄ストア15店舗の屋根に設けた太陽光発電施設は3月7日に稼働させている。15店舗合計で約1万1千平方メートルの屋根に、約5千枚のパネルを並べ(出力合計は1・1メガワット)、年間発電量は一般家庭約400世帯分の消費量に当たるという(年間5800万円の売電収入を見込む)。
稼働式典で玉木社長は、「発電事業を一層拡大し、地域の環境保全やエネルギー確保に貢献したい」と語り、4月以降も同市や菊川市内の商業施設の屋根やゴルフ場の遊休地にもパネルを設け、新年度上半期中に出力合計を2・1メガワット(2100KW)に拡大する予定と話していたもの。
同建設は浜松CCから用地(遊休地面積:約8000平方メートル)を賃借し、出力約400KWの発電施設を建設する。4月から用地の整備に入り、6月に太陽光パネルを設置して8月頃には送電を開始する予定という。
→ ゴルフ場跡地を利用してメガソーラー基地を建設(参照資料)
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