伊香保カントリー倶楽部(東武鉄道グループ、株主会員制、昭和34年開場)の経営会社・(株)伊香保カン卜リー倶楽部は、「集客営業を強化することを経営課題」に掲げ、平成21年12月期の有価証券報告書で公表。
・営業収入は3億5935・5万円(前期比1648・2万円、4・4%の減)
・経常損失は4420・9万円(同、29・3%減)
・当期純損失は7671・2万円(同、59・0%減)
経常利益、当期純利益ともマイナスに。
ゴルフ業界では、来場者獲得を目的とした価格競争等、ゴルフ場を巡る環境は今だ改善されず更に厳しい状態がが続くと予測。
同社ではコース整備や設備改善に努め、オープンコンペ、レディース&シニアデー等の開催、閑散日の特別料金の設定など営業努力を続けてきたが、上半期の来場者が大幅に減少、当期中の来場者数は2万5856人(前期比4・8%の減)となったという。
但し、諸費用等の削減努力の結果、営業費用は2億5691・1万円(前期比9・4%減)、販売費及び一般管理費は1億3625・4万円(同1・6%減)となった(損益面では当期純損失を計上)。
平成21年12月期の資産合計は7億1400万円、負債合計2億9674・6万円、純資産合計は4億1725・4万円と、預託金負担がない分、経営面は安定しているが、平成16年以来、営業損失が続いている模様。
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