ゴルフが2016年オリンピックの種目に!! 8月13日、ベルリンで行われたIOC理事会は、2016年に開かれるオリンピックで、ゴルフ及び7人制ラグビーを競技として推薦することを票決したことを発表した。10月9日、デンマークのコペンハーゲンで開催される第121回IOC総会で正式決定する模様。
国際ゴルフ連盟(IGF)オリンピックゴルフ委員会のエグゼクティブディレクター、タイ・ボトウ氏は「我々(IGF)は、IOCが2016年オリンピック競技にゴルフを推薦してくれた事にわくわくしている。我々はこれまで、何故ゴルフがオリンピック競技に加えられるべきかの理由をプレゼンテーションしてきており、10月のIOC最終決定を期待している」と話している。
ゴルフが最後にオリンピックで競われたのは、近代オリンピックの第2回(1900年=明治33年、男女別個人線)のパリ(フランス)退会と第3回【1904年男子の個人戦と団体戦】のセントルイス(米国)退会の2回だけで、1904年での競技出場国は米国及びカナダだけだった。
日本がオリンピックに参加したのは第5回(1912年)のストックホルム大会(スウェーデン)からで、ゴルフに限らずそれまでは全競技に参加していない。
いずれにしろ、ゴルフがオリンピックの競技に加わるとゴルフ振興にハズミをつける。それを先取りしたのが株式市場で、通信社から情報が事前に流れた後の8月13〜14日に、上場のアコーディアとPGMの株価が反応して急騰、アコーディアは13日に今年最高値を記録した。
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