今年7月30日に東京地裁に民事再生法の適用を申請した藤代ゴルフ倶楽部の経営会社・弘済事業(株)は、既報通り(株)アコーディア・ゴルフをスポンサーとする再生計画案を会員等を含む一般債権者に配布したことが判明。
弘済事業は、会社分割で新設する(株)アコーディアAH31にゴルフ場事業を承継させ、その全株式をアコーディアに譲渡し、弘済事業は弁済後に清算される予定。
弁済条件等は、2回の分割弁済で、
・1回目は債権額の28%を認可決定確定の日から6ヶ月以内に弁済
・2回目は1回目の弁済日から12ヶ月以内に残余財産を原資として弁済
継続会員は弁済金の内、
・(株)アコーディアAH31に200万円(10年据置)を預託
・優待登録者制度を利用して、登録する場合はプラス100万円の計300万円(同)を預託
預託金額の最高額は8500万円、ほとんどが1000万円〜3000円。預託金2400万円の会員の場合、1回目は672万円となり、継続会員は現金での弁済も受けられることに。
ちなみに、弁済率は18%程度を見込んでいると報じたが、鉄道弘済会が、弘済事業(株)への貸付金101億3100万円を放棄したため、1回目の弁済率が28%にアップしたという。
計画案の賛否を問う債権者集会は1月13日に開かれる。
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平成22年1月13日に可決(2月9日認可決定確定)
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平成22年4月1日に(株)アコーディア・ゴルフが正式に取得
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平成22年6月1日、ゴルフ場名を変更
「藤代ゴルフ倶楽部」→「取手桜が丘ゴルフクラブ」
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