弊社HPでも「預託金の永久債化の意義」を掲載させて頂いている、箕面ゴルフ倶楽部(大阪府池田市畑3-11、TEL:072-751-6901、経営=箕面観光開発(株))の遠山隆重社長は、『 正会員権相場の安定を目的 』に、相場が向上しない理由に週日会員権が業者に買い叩かれている現状を挙げ、週日会員数縮減に伴う正会員ヘの移行の提案(通知)を行っていることが分かった。
永久債の意義について(遠山隆重氏)
同GCの週日会員数は、平成13年11月の民事再生法の適用時に452名在籍(会員権分割により増加)していたが、除名や退会等により現在383名(69名減)で、他にも総合正会員136名(65名減)、正会員2005名(84名減)、平日会員513名(113名減)と合計374名が減少し、常識的な倶楽部会員数になりつつある。
箕面GCホームページ → http://www.minogolf.co.jp
週日会員は土曜日が利用可、これが正会員のエントリー面で影響を与えることから、前述の減少した正会員(総合と合わせ149口)の枠を活用し、週日会員を対象に正会員ヘの移行を勧めていくというもの。
移行条件は、
@ 満3年以上在籍する週日会員(H20年12月31日時点)、
A 21万円の追加登録料が必要、
B 移行上限は50口(超える場合は抽選)、
また、売却を希望する場合は50口に限り、平成21年1月10日現在の相場価格(10〜13万円)にて同社が売却を斡旋するという内容となっている。
遠山社長は、「更なる会員重視の運営を目指したい」と説明しており、期間限定(1月1〜5月31日)で週日会員の名変料を31万5000円から15万7500万円に値下げした。
尚、同GCのホームページでは現会員数や経営状況・経営方針(民事再生法以降の)等、他社にないきめ細かな情報をガラス張りにしており、会員以外の方も安心できる倶楽部内容となっている(他ゴルフ場も見習って欲しいものである)。
↓↓↓ 平成23年6月6日追加
箕面ゴルフ倶楽部(大阪)、民事再生から10年で実質的にも再生手続き終了と報告
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