『 センチュリー吉川GCとセンチュリー三木GC(兵庫県三木市)の経営会社・細川開発(株)(資本金3000万円、三木市細川町金屋587-64、代表西村仁志氏)は、平成20年4月24日に神戸地裁へ民事再生法の適用を申請した
』と報じたが、
細川開発(株)の申請代理人・東畠敏明弁護士は、自主再建ながら”各ゴルフ場事業を独立した責任ある体制にする”として、細川開発は会社分割(吸収分割)するとした自主再建型の再生計画案を会員を含む一般債権者に平成21年1月下旬頃に配布したことが判明した。
会員(吉川780名、三木655名、計1435名)等への弁済条件は、
・退会会員は、預託金の15%を会社分割期日から3カ月以内に一括弁済、
・継続会員は、返済額の15%の10・5%を新会社に再預託(5年据置)、4・5%を現金で弁済、
新預託金の返還義務は、西村代表等の経営者サイド個人が、連帯保証する。
・弁済資金は、借地の保証金、新会社2社から承継対価の資金(計23億189万7883円)を充て、
残額があった場合は第2回目の弁済を行う。
会社分割(吸収分割)のゴルフ場事業継承方法は、
・吉川GCは、吉川開発(株)に継続企業価値評価額の1億7711万円余で承継、
・三木GCは、センチュリー三木ゴルフ(株)に2億7184万円余で承継、
・会社分割の期日は、再生計画認可決定確定後5カ月以内、
・弁済後、紅川開発は清算
尚、確定再生債権総額は預託金債権が141億2500万円(債権者数は1175名)とその他債権(5740万円)を含め141億8240万円。
また、一部会員の会社更生法を申立ては、裁判所が付議を認めず。計画案の賛否を問う債権者集会は、3月18日に開かれる予定。
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