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ホテル・スキー場・グランクリユゴルフクラブ経営の(株)グラウンズが
民事再生法の適用を申請 |
帝国データバンクより、平成20年3月19日 |
(株)グラウンズ(資本金3000万円、北海道北見市端野町二区826、登記面=東京都港区赤坂7-6-47、代表勝田栄緒氏)は、3月17日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。
申請代理人は中込秀樹弁護士(東京都中央区銀座6-5-13、電話03-5568-1616)、田邊勝己弁護士(東京都千代田区麹町1-6-9、電話03-3511-8550)ほか。監督委員には山川萬次郎弁護士(東京都千代田区麹町3-2、電話03-3239-0631)が選任されている。
当社は、1987年(昭和62年)9月に設立。89年の「端野メビウススキー場」(北見市端野町)のオープンを皮切りに、91年には同隣接地に「ホテルメビウス」(60室、レストラン450席)、ゴルフ場「グランクリユゴルフクラブ」(18ホール)をオープン、98年7月期には年売上高7億1600万円をあげていた。
当初は女満別空港を活用し、首都圏からの利用客を獲得する計画だったが、バブル崩壊の影響を受けて集客状況は低調に推移。地元での集客も進まず、売上、収益ともに低迷し、資金繰りが悪化していた。
この間、代表の個人資産の注入のほかリストラにも取り組んできが、思うような効果は見られず、社有不動産が差し押えを受けるなど自主再建が困難となっていた。
負債は債権者約499名に対して約232億円。
なお今後については、ホテル・スキー場・ゴルフ場の事業をスポンサー企業に譲渡し、再生を図る予定。
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グランクリユゴルフクラブ(北海道)、プレパッケージ型で民事再生法を申請 |
椿ゴルフ追加、平成20年3月23日 |
不動産・金融業の(株)中央エンタープライズ(勝田社長)が主体となって、昭和62年に(株)グラウンズを設立し、「端野メピウススキー場」と会員制の「グランクリユゴルフクラブ」、「ホテルメビウス」をオープンさせた。
会員募集はオープン前から500万円等で行い、現会員数は446名で預託金総額は約13億円。
同社は、会員制リゾート事業を全国展開する予定もバブル崩壊により会員募集が難航、目的通りの資金調達ができず、来場者数の減少(平成19年実績=1万3704人)などから、建設費や銀行からの借入金の支払い(固定資産税も)も滞納し、債権の一部は(株)整理回収機構(RCC)に移管されていた。
代理人サイドは「スポンサーは決まっているが今は明らかに出来ない」とし、3月22日に端野町の公民館で開催の会員及び一般債権者への説明会で明らかにされる模様。
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3月24日に東京地裁から再生手続き開始決定を受ける(計画案の提出日は5月16日)
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グランクリユGC(北海道)・スポンサーは韓国の英流通 |
平成20年3月31日 |
『 グランクリユゴルフクラブ(北海道北見市端野町2区826)の経営会社・(株)グラウンズ(代表勝田栄緒氏)は、3月17日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した 』と報じ、
既報通り、申請時にスポンサーを事前に決めたプレパッケージ型としていたが、3月22日に開いた説明会で、韓国企業の「英(ヨン)流通」に同GCを事業譲渡し再建を図ることが明らかになった。
英流通は、たばこのフィリップモリスの輸入販売なども手掛ける流通業者で、英流通との折衝は勝田代表の兄が行ったという。
会員(446名、預託金約13億円)及び一般債権者への弁済率に関しては公表を控えたが、関係者の話では2〜3万円程度にしかならないという。
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グランクリユGC(北海道)・韓国資本、英(ヨン)流通の再生計画案を配布 |
平成20年7月16日 |
3月17日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した「グランクリユゴルフクラブ」(北見市端野町)の経営会社・(株)グラウンズの申請代理人:田邊勝己弁護士は、このほと再生計画案をまとめ、会員を含む一般債権者に配布したことが判明した。
既報通り、韓国企業の「英(ヨン)流通」をスポンサーに迎えて再建する計画で、譲受先は、英流通の他に投資や事業再生を行う(株)フュチャーインベストメント(永田仁代表)が出資して設立した、「Northern Arc(株)」(永田代表、東京都台東区上野5-11-2)で、すでに事業譲渡は済ませているという。
将来的には英流通がNorthern Arc(株)の全株式を取得する模様だで、(株)グラウンズは弁済終了後に清算される模様。
退会会員を含む一般債権ヘの弁済条件等は、
・4万円以下は全額(認可決定確定日から5カ月以内に一括弁済)
・4万円超〜1000万円までは0・05%
・1000万円超は0・005%
・継続会員は、弁済額が新預託金
計画案の賛否を問う債権者集会(書面投票を併用)は8月5日に開催予定。
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グランクリユGC(北海道)・再生計画案可決し、認可決定に |
平成20年8月13日 |
既報通り、民事再生手続中のグランクリユゴルフクラブ(北見市)の経営会社・(株)グラウンズの債権者集会が8月5日に開かれ、出席債権者数、議決権総額ともに90%以上の賛成多数で再生計画案を可決、同日東京地裁から認可決定を受けたことが判明した。
計画案は既報通りで、韓国系の「英(ヨン)流通」をスポンサーに迎えて再建する計画で、譲受先は英流通の他に投資や事業再生を行う(株)フュチャーインベストメント(永田仁代表)が出資して設立した、「Northern Arc(株)」(永田代表)。
会員及び一般債権者への弁済条件も前述通りとなっている。
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グランクリユGC(北海道)・来季から「ノーザンアークGC」にゴルフ場名変更 |
平成20年12月13日 |
3月17日に東京地裁へ(株)グラウンズが民事再生法を申請し、8月5日に韓国系の「英(ヨン)流通」をスポンサーに迎えて再建する計画案が可決、東京地裁から認可決定を受けたグランクリユゴルフクラブ(北見市、TEL:0157-56-3333)は、来シーズンからゴルフ場名を「ノーザンアークゴルフクラブ」に変更する予定であることが判明した。
尚、平成20年7月に、「Northern Arc(株)(永田仁代表)」は、「ノーザンアークリゾート(株)」(北海道北見市端野町2区829、TEL:0157-56-3399)に商号変更され、代表に趙徳英氏が就任している。
なお、同クラブでは来季の営業開始を4月第2週に予定している。
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