三輝観光<サンキカンコウ>(株)(資本金1200万円、日置市東市来町伊作田6000、代表松尾和洋氏、従業員28名)は、1月31日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は住田昌弘弁護士(東京都千代田区内神田1-8-1、電話03-5280-5067)。監督委員には加園多大弁護士(東京都新宿区新宿2-8-1、電話03-3356-8041)が選任されている。
当社は、1976年(昭和51年)11月創業、80年(昭和55年)6月に法人改組したゴルフ場経営業者。吹上浜と東シナ海を望むゴルフ場「かごしまかつらぎカントリークラブ」(同所)を76年11月にオープン。
90年6月に『鹿児島シーサイドゴルフ倶楽部』に名称変更し、96年には新たに9ホールを増設して27ホールの運営となり、98年4月期には年収入高約5億8700万円をあげていた。
しかし、その後は長引く景気低迷もあって来場者数は大幅に減少、同業者との競争からプレー料金も低下し、2007年4月期の年収入高は約2億8000万円にダウン。赤字決算が慢性化し、自主再建を断念した。
負債は預託金約44億3000万円を含め約84億5000万円。
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PGMグループの支援を受け再建するプレパッケージ型の再生法申請
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