平成13年3月に民事再生手続きが認可決定し、16年4月27日に再生手続き終結決定を受けた北六甲カントリー倶楽部(神戸市、TEL:078-954-0721)の経営会社・星田ゴルフ(株)は、1月から名義書換を停止して、プレミアム株主会員の募集を既存会員からしていることが判明した。
個人株主会員になることで、一部預託金の返還を事前に受け、残り預託金の据置期間を15年延長するもの。
同社では今回の募集に関して、
@ 預託金の一部返金(2ヶ月後に一括返金、返金額は預託金額面により異なる)、
A 1万円の出費で同社のの普通株式1株を取得、株主総会の議決権が得られる、
B 預託金額面1430万円以上の会員は週日会員権を付与、
C 20年在籍し、満75歳以上であれほ終身名誉会員の権利を付与、
D 普通株式の発行で配当に代わり株主優待券を贈呈、
・・・・等のメリットが発生、デメリットは預託金の15年据置延長。
同社は、平成18年1月に金融債務の圧縮を行っており、再生前に約140億円あった金融債務が約30億円(平成19年11月末時点)まて減少しており、計画通りに今後10年間で債務を弁済すろ目途がたったと説明している。
また、「目途がたったが、現在の預託金債務は約48億円あり、預託金額で債務超過額の約18億円分にあたる会員から賛同を得ることで、帳簿上の債務超過を実質的に解消したい。更なる財務基盤の強化を図るペく今回の制度導入を会員にお願いすることになった。本当の意味での自主再建ゴルフ場を目指す」と話しているという。
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