東急不動産(株)(植木正威社長、東京都渋谷区)は、「三木よかわカントリークラブ」(昭和52年開場、27H、兵庫県三木市口吉川町槙字長尾谷487-68、TEL0794-88-0236)を10月1日付けで買収し、傘下に収める。
同CCは、不動産賃貸業を営むイズミ・プランニング(株)(東京都中央区)の100%子会社である(株)アイ・アール・ケイが経営し、平成15年3月には親会社のイズミ・プランニングから資金注入を受けるなど、経営体質強化を図ってきた。
その後、同経営会社は今年2月にイズミ・プランニングに吸収合併されるところとなり、イズミ・プランニング(株)ゴルフ事業本部(平川知幸代表)として、営業を続けてきた。
譲渡方法は、イズミ・プランニングが9月28日付けで会社分割により(株)三木よかわカントリー(住所=コース同、資本金5000万円)を新設した上で、ゴルフ場事業を移管し、新会社の全株式を10月1日付けで東急不動産グループに譲渡するというもの。
会社説明によると、会員(1132名)に対する権利・義務に関しては、新会社が一切を引き継ぐため変更はないとしている。
売却理由について同CCは、「外資系企業等によるグループ化された経営体制が主流の中、ゴルフ人口が減少している現状で1社による単独経営絵には限界がある。このため、今後のゴルフ場の存続を考えた時、会員の皆様にとっても信頼がおける東急不動産グループへ売却することになった」と語っている。
これにより、東急不動産グループの保有ゴルフ場数は20コース目となり、運営受託の3コース(ニセコ東急GC、サミットGC、板倉G場)を含めると、運営ゴルフ場数は計23コースとなる。
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