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既報の「レジャー白書」では、平成18年のレジャーに関するデータを男女別・年齢別・地域別などについても集計しているが、ゴルフ関連では40歳代以上で参加率が低迷していることが分かる。
平成18年のコースやゴルフ練習場の全体の参加率は、既報通りコースが8・1%で前年比1・7ポイント(以下Pと略)減、男性がコース14・9%で前年比2・4P減、練習場14・5%で0・9P減、女性がコース1・7%で0・9P減、練習場2・0%で1・8P減と、全てマイナスを記録した。
ただし、年代別でみると若い世代でプラスになっているところもある(別表参照)
男性の年代別では、コースで参加率トップは「60歳代以上」の20・4%だが、前年の17年と比べると4・1P減となる。「40代」、「50代」も前年比で5P以上減少した。増加したのは唯一「30代」で、2・3P増の16・7%と健闘している。
また、練習場でもコースとほぼ同様な傾向を示し、参加率トップは「60歳代以上」の17・4%(0・5P減)となった。増加したのは唯一「30代」で2・7P増の16・2%となっている。
女性は、コースで参加率トップは「50歳代」の3・5%だが、前年比では0・8P減となった。増加したのは唯一「20代」で、0・2P増の1・9%となっている。
一方、練習場の参加率トップは「20代」の3・9%。増加したのも「20代」で2・2P増となっている。
地域別(23地域で集計)でコースの参加率(男女計)をみると、愛知県が11・2%(前年8・6%)でトップ。2位が北陸の11・0%(同4・3%)など、7地域で10%以上を記録している。
逆に低いのは、北東北の4・1%(同4・2%)、南東北の4・3%(同6・5%)等の順。ちなみに、東京都は8・6%(同10・6%)、大阪府が4・8%(同13・7%)だった(なお、サンプル数が少ないので地域別は参考データ)。
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