昭和46年開場の松本カン卜リークラブ(18H、長野県松本市、TEL0263-58-4581)は、7月1日から名義書換えを再開する。
同CCは、本紙既報通り昨年3月12日に名変を停止し、会員権相場に合わせて高額預託金の会員権を保有する会員に預託金の一部返還や会員権分割に着手すると同時に、会員の追加募集を行っていた。この分割や募集が今年6月30日に終了、名変を再開することになったもの。
名変料は個人正会員が52・5万円、法人正会員(2名記名)が105万円、平日会員が26・25万円となっている。年会費は個人正会員の場合、県内が2・1万円、県外か1・05万円。
入会条件は、理事(又は委員)1名と会員1名の推薦とし、国籍・年齢等の定めはないが、書類等の審査は行う。名変窓口はコース。ちなみに、同CCが預託金の一部返還や会員権分割を行ったのは、預託金償還での不安要素を解消するため。
対象の会員権は昭和60年にコース改造のため募集した350万円額面と平成4年に開場20周年でクラブハウス改築のため募集した550万円額面(募集当時は額面1050万円も平成10年に500万円返還済み)。
350万円額面の会員権保有者65名と550万円額面の会員権保有者79名には、それぞれ150万円を昨年3月中に返還した。加えて550万円額面は200万円額面2口とした。同CCでは、「プレー本位で入った会員が多く、分割等は全ての会員に応じていただいた」と語っている。
募集は個人正会員252万5000円(入会金52万5000円、預託金200万円)、法人正会員(2名記名)は個人の倍額で行い、約150名が入会したという。
分割等もあり、個人正会員数は約1970名、法人正会員が108口になったという。 |