大和ハウス工業(株)(村上健治代表)はリゾート事業をリゾートホテル運営の子会社に譲渡すると共に、4月1日付けで新たにゴルフ場運営会社を設立し、10コースの運営を委託すると発表した。
同社では、これまでゴルフ場事業及びリゾートホテル事業を同社100%出資子会社の大和リゾート(株)(大塚敬一代表、資本金8400万円)に運営委託していた。
今回、「ダイワロイヤルホテルズ」のリゾートホテル事業の経営の一本化と運営の効率化を図るため、3月31日付けで同社が所有するホテル27ヶ所の土地・建物等の固定資産(約504億円)とホテル会員の預かり金(約510億円)を大和リゾートに譲渡することにしたという。
大和リゾートはホテル設備のリニューアルを実施するため4月25日付けで、大和ハウス工業を引受先とする200億円の第三者割当増資も実施するとしている。
一方、大和リゾートに運営を委託していた、アローエースGC(18H、栃木県)や伊勢志摩ロイヤルCCロイヤルC(同、三重県)など国内10ヶ所のゴルフ場事業については、4月1日付けで設立するゴルフ場運営会社のダイワロイヤルゴルフ(株)(馬岡清周代表、三重県亀山市山下町1055=タートルエースGC内、資本金5000万円)に運営委託するという。
ゴルフ場の資産や会員預託金等はこれまで通り、大和ハウス工業が所有するとしている。
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