長野県の第三セクターで浅間高原観光開発(株)(代表取締役:芹沢勤小諸市長)が経営する小諸高原ゴルフコース(TEL:0267-23-9583)が、第三セクターを解消し民間企業に株式を譲渡する計画であることが判明した。
譲渡先は、渡辺パイプ(株)(東京都墨田区亀沢1-4-7、TEL:03-3626-3131、渡辺元社長、資本金15億3208万円)で、同社は同GCの法人会員150口強(預託金1口500万円)、個人会員40数口(同25万円)の預託金約7億4000万円も引き継ぐことになるという。
企業局(112株保有)と公団(307株保有)は貸付金計約3億4000万円、市(417株保有)は約4億円を損失計上し、県議会と市議会に諮り、3月中に結論を出す模様(発行株式数は872株でその他は金融機関)。
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同GCは平成元年にオープン、当初は7億円以上の売り上げがあったが、入場者減や客単価の値下がり等で赤字が続いていたという。
尚、渡辺パイプは、下水道管や住宅関連の資材の卸会社で全国で200ヶ所以上の営業所等を展開。群馬県でスキー場「アサマ2000パーク」を経営しており、スキー場との相乗効果を期待して株式を引き受けたという。
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