美濃白川ゴルフ倶楽部飛水狭コース(18H、岐阜県加茂郡白川町白山1033、平成3年5月開場、TEL0574-72-1000)が「団塊世代応援クラブ」と銘打ち、団塊世代向けの会員募集を行っている。
入会金は個人入会が15万円で、グループ入会では3名以上は1名当たり10万円、10名以上は同8万円。資格は昭和20年代生まれの男女としており、定年退職前から入会できるという。
クラブ員資格は10年間有効で譲渡は出来ないが、11年目以降は年会費を支払えば1年毎に自動更新できる。年会費は2万1000円(4、10月の2回払い)。
特典は正会員が全日5250円のところ、プレー代(全日バイキングのモーニング付)が平日5750円(昼食付)、土・日祝日1万500円(5月GW・年末年始・お盆含む)でエントリー及びプレーが可能。木曜日午前9時台スタートはメンバータイムで一人での予約もOKとしている。
その他、コテージ1泊5食2プレー1万8000円、早朝・薄暮プレー、午後からのハーフプレー割引が用意され、年1回同クラブのゴルフ大会も開く。
同募集は上記条件で昨年10月から開始し、12月末までの1次募集で40名が入会。2次募集は今年1月〜6月の期間で同条件により行う。1次募集では中部地区のスポーツ新聞等で告知したが、今回は今年3月からラジオでCMを流すなど幅広くPRする方針で、150〜200名の入会を目標にしたい考え。
同倶楽部では「リタイヤ後の小遣いは月平均2万円と報道された。それでも同クラブに入れば月3回はできる。新しい縁が作れるよう、応援したい」と話している。
同ゴルフ場を経営する白川観光開発(株)は会員の預託金を永久債にすることで平成15年に再生計画が成立した。現会員数は1740名弱としている。
ところで、仙台市の百貨店では今年の初売りで「定年後に始めるゴルフセット」の50万円や25万円の商品が売れたというような報道もあった。今年から何かと団塊の世代対象のビジネスが増えていきそうだ。
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