長太郎カントリークラブを経営する長太郎ゴルフ(株)は平成17年9月末に経営交代があったことを17年末に明らかにした。
9月30日の臨時株主総会で、ボウリング場(長太郎飯店は閉鎖)等を経営する長太郎グループの保有する株式をローンスター(LS)グループで投資等を行っている(株)スターキャピタル(東京都港区虎ノ門3-8-21、氏家顕太郎社長)に譲渡したもの。また、長太郎ゴルフは11月29日の臨時株主総会で、福本慶弘社長が退任し、後任の代表取締役社長には氏家氏が就任した。
ちなみに、同CCは既報通り、17年10月1日からLSグループの運営会社、パシフィック・ゴルフ・マネージメント(株)(PGM、東京都)に運営を委託し、同月その旨を会員にも通知している。その通知では、株式の移動が行われたことを明らかにしていなかった。
明らかにしなかった理由の一つは、建設中の小倉山CC(18H計画、千葉県)の処理問題が残っていたためのようだ。同CCは長太郎ゴルフが事業主体で、完成後に施設を千葉県茂原市にあるパチンコ店の経営会社に譲渡する予定となっている。
その手続きや地代を含む不動産の処理の問題で経営交代を伏せていたが、ほぼ見通しが立ったことや名変手続きの関係から、経営交代を明らかにしたとみられる。その小倉山CCは、グリーンとクラブハウスを除き完成している。
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