成美デベロップメント(株)(佐久間哲也社長、東京都港区新橋4-31-6耀ビル6階、TEL03-5425-2111)は、昨年秋に競売で取得したグランデール久慈カントリークラブ(岩手県)を平成18年3月25日に、「岩手洋野(ひろの)ゴルフクラブ」(18H、岩手県九戸郡広野町水沢19-13、TEL0194-55-2141)の名称でオープンした。
同社によると、昨年秋にグランデール久慈CCの施設を競売で取得(取得価額3億円)したが、占有者がいた関係で施設の引き渡しを受けたのは昨年12月13日のクローズ日だったという。その後、今年1月からは旧メンバーを含めプレー会員権で正会員の募集も開始していた。
募集金額は税込みで入会金のみ4万5000円、旧メンバーは2万5500円としており、年会費は記名式の個人・法人会員が1万5000円、法人無記名が2万5000円となっている。当面の会員数は2000名を目標としているが「思ったより地元で反響が大きく、今の勢いではゴールデンウィークには目標に達するだろう」と話している。
プレー料金は、2人乗りまたは5人乗りカートのセルフとキャディ付(4Bで3150円)の併用制で、1ラウンドのセルフがメンバー5310円、ビジターは平日5895円、土日祝日9570円となっている。
同ゴルフ場は昭和61年にオープン、ゼネラルキャセイ(株)(東京都港区)のグループが経営してきたが、グループの資金難からゴルフ場が競売となっていた。
一方、成美デベロップメント(株)は、ゼネラルキャセイの資金難で西方GC(現・栃木ウッズGC、栃木県)を任意で買収したほか、茨城ゼネラルCC(現・スパ袋田GC、茨城県)を競売で取得していた。これでゼネラルキャセイのグループが保有していた3コースとも買収したことになる。
↓↓↓ 平成25年7月12日追加
→平成25年9月1日をもって、スパ袋田GCを閉鎖しメガソーラー発電所に転用
→平成25年9月1日をもって、岩手洋野GCを閉鎖しメガソーラー発電所に転用
|